5・3憲法集会に参加しました

施行から70年を迎えた今年の憲法記念日、有明防災公園で「5・3憲法集会」が開かれました。

 

和光世田谷9条の会からも、メンバーや家族、友人など約18名が参加。集会全体では約55000人の参加があったそうです。

 

集会の前には、沖縄出身のシンガー、ユキヒロさんと、ミュージシャンの佐々木祐滋さんによるプレコンサートがありました。

佐々木祐滋さんは、広島で被爆し原爆症のためわずか12歳で亡くなった「折り鶴の少女」として知られる佐々木貞子さんの甥にあたる方で、その貞子さんの「生きたい」という願いのこもった折り鶴を、真珠湾に届ける活動などをされているそうです。

 

プレコンサートの最後には、今回の目玉企画でもある、参加者による「HEIWAの鐘」の大合唱が披露され、和光世田谷9条の会からも有志が参加し熱唱しました。

 

集会では、ピーコさんや落合恵子さん、野党党首らによるスピーチが行われました。

自民党の憲法改正草案のひどさを指摘したピーコさんはじめ、スピーカーの皆さんが憲法への思いや現状への危機感などを熱く語り、会場からは大きな賛同の声が響いていました。

 

会場の多くの参加者と思いを共有し、心地よい高揚感をもって帰宅したその夜、安倍首相の憲法改正スピーチについての報道を目にしました。

 

日本が戦争をできる国にするような改悪を東京オリンピック開催の2020年に行うという、まるで自身のレガシーのためと言わんばかりの身勝手な内容に、怒りを禁じえません。

 

このような独裁的な安倍政治を許してはならない、という思いを強くした憲法記念日となりました。