5月18日に子どもが語る「沖縄」を開催します

本年度も、子どもが語る「沖縄」学習会を開催いたします。

 

このあいだ和光小を卒業した中学生たちが、「沖縄」を伝えに来てくれます。

自分の言葉で語る素敵な卒業生たちに、会いにきませんか?

 

■学習会 子どもが語る「沖縄」

講師:2023 年度和光小学校卒業生

 

プログラム:

第 1 部 総合学習「沖縄」について~教員から

第 2 部 卒業生が語る「沖縄」~質疑応答

 

日程:2024年5月18日 (土) 13:30~16:00 (開場 13:00~)

会場:和光小学校

お問合せ:03-3420-4353 和光小学校(栗原)

 

★予約不要。2012 年から、ほぼ毎年行っている学習会です。どなたさまも、お気軽にご来場く ださい。

 

 

 

 

2023年度学習会「子どもが伝える沖縄」感想文をいくつかご紹介します

 

 

<講師として参加してくれた子どもたち(当時中学 1 年生)の感想>

 

●戦争を学んできたこの場所で、たくさんの人に向けて、戦争の悲しさ、つらさを伝え、 みんなで話し合い、この世界について、語り合えた事が、とても良かったです。

 

●卒業して三か月。ひさびさに和光小に帰ってきて、戦争を学んできたこの場所で、たく さんの人に向けて、戦争の悲しさ、つらさを伝え、みんなで話し合い、この世界について、 語り合えた事が、とても良かったです。 とてもきちょうで、楽しい時間をありがとうございました。

 

●この会に参加させていただきありがとうございました。 久しぶりに沖縄の話を共有することができ良かったです。私の思いを真剣に聴いて共に考 えてくれて嬉しかったです。このように皆んなで一緒に「平和」を考える機会がもっとも っと増えていけば良いと思いました。とても意味深い時間を過ごすことができ、ありがた く思います。

 

 

<大人の感想>

 

●戦争のこと、平和のことを考えるきっかけになる学習は子供の可能性を広げることだ と思いました。また、話だけではなく、実際に沖縄に行って体験できたことは貴重な経 験だと思いました。知っていることと、知らないことがこれからの人生において大きな 差を生むと思います。平和とは何にか、そして平和とは自分だけで良いのか、他の人も 含めたものなのか、答えのないことですが、それを考えることがきっと平和につながる のだと思ました。自分も色々と考えるきっかけになりましたので、良い体験ができまし た。

 

●今年、自分の子どもが 6 年生になることもあり、和光で具体的に沖縄学習をどのよう に進めているのか関心がありましたが、子ども達の学びが思っていた以上にしっかりし たものであることがわかり、自分自身が問われても簡単には答えられない課題とフィー ルドワークを通じて、向き合っている姿に感動をおぼえました。とても良くまとめられ ていて、自分の意見もしっかりと伝えられていて、こちらも勉強になりました。

 

●一番心に残ったのは、「みんなが自分の意見を言えることが平和であること」という定 義です。 普段あまり意識していませんが、本当にそうだなぁと思いました。そのことを沖 縄学習で学んだ Y さんの学びの深さをすばらしいなぁと思いました。大人である私ももっ としっかり考えて、生きていかなくては!と襟を正す気持ちです。

 

 

 

伊藤千尋さんと「パレスチナの状況と中東から考える平和」学習会を開催しました

 

 

1月20日に、伊藤千尋さんと「パレスチナの状況と中東から考える平和」学習会を開催しました。

 

公演後は、グループディスカッションをおこない、活発な討論が交わされました。 

 

 

多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

 

 

 

伊藤千尋さんと「パレスチナの状況と中東から考える平和」学習会を開催します

 

国際ジャーナリストの伊藤千尋さんをお迎えして、学習会「パレスチナの状況と中東から考える平和」を開催します。

 

 

日時:2024年1月20日(土)14:00〜(受付13:30〜)

会場:和光小学校

 

※予約不要でどなたでもお気軽にご参加いただけます。

 

 

 

 

三上智恵監督のスピンオフ作品『沖縄、再び戦場へ』を観て、語る会を開催しました

 

三上智恵監督のスピンオフ作品『沖縄、再び戦場へ』を観て、語る会に多くの方にご参加いただきありがとうございました。

 

 

ご参加いただいた方々からの感想を一部掲載いたします。

 

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久しぶりに参加をして、いつも思うのですが参加して良かったと思いました。なぜなら、知らなかったことを知る、知れる機会になるからです。本日の「沖縄、再び戦場へ」を観て、現実を知りたくなかった、でも現実を知らなければいけない、知るべきだと思いました。胸が痛く、無力さに悲しくなり辛い思いになりましたが、こういった学びの場があること、参加する人がいること、自分ごととして考える機会があることが希望とも思いました。右とか左とかの問題ではなく、私たちは戦争はキライ、戦争に加わりたくない、子どもたちを戦争にまき込んではいけない、私たちは幸せに暮らしたいだけ、私たちは子どもの笑顔を守りたいだけ、それだけなんだと痛感しました。学び、考える機会をいただき、ありがとうございました。

(在校生保護者の方)

 

 

今回初めて参加させて頂き、とても学びになりました。

一番心に残ったのは、国が戦争の準備をしているということを知ったことです。島が変化していく様子を見て、実感していきました。関係者以外の人が、どこまでみな知っているんだろう、、、と思いました。

武器を持たず少ない人数の島の人を国が力でねじ伏せている様子を見て、これこそ戦争だ、、、という気持ちになりました。

知る機会、考える機会を頂いて、ありがとうございました。

自分にできることを考えて行きたいと思いました。

(外部参加者の方)

 

 

2013年「標的の村」を観た時の衝撃の気持ちがよみがえりました。やはり、知ること、から始まる、と思っています。しかし、私に出来ることってなんだろう?ってその時も考えたはず、、、ですが、日々の生活を送ることだけで精一杯になっていて、、、改めて大人として自分がすべきことって何だろうと考えます。もっと想像力をもちたいと思います。そして、1人でも多くの人にも伝えて行きたいと思います。そしてやっぱり考えれば考えるほど、教育の大切さを感じます。

おかしいことをおかしいと感じられるように、、、

全ての人の平和を考えていけるように、、、

9条の会のみなさんと一緒に、色々と学んで、一緒に考えてきたいと思います。

“知は力” 感じることから始まる 学ぶこと、対話すること

(卒業生保護者の方)

 

 

標的の島を拝見したときと同様にうすら寒さを感じました。この現状が全国区で認知されていなさ過ぎる、、、。基地配備の現地となっている各島で生活者のみなさんが背負わされている不自由と圧力と分断。どういったアプローチが情報共有を進めるために有効なのか。左・右といったことでもなく映画の中で語られていたように「みんながしあわせに生きていたいだけ」だと思うので(多くの人にとっては)ナチュラルに受け入れられる媒体?があるといいのだと思う。(それってどんな媒体だろう!?)

(卒業生保護者の方)

 

 

初めて参加させていただきました。

はずかしながら、自分の無知さ、現状を知り胸がいっぱいになりました。ただ幸せになりたいだけなのに、、、毎日を笑って過ごしたいだけなのに、、、とっても簡単ですぐにでも手に入れられる様なことなのに、、、本当に複雑でした。

今の人たち、私も含め、とっても忙しく日常を過ごしていますよね。

何の為に働いて?何の為に時間を使って?何が大切か?何が不必要か?今いちど、考えさせてくれるきっかけとなりました。ありがとうございます。

学習会でコスタリカの話をとても聞きたいです。去年、私学の間でも少し話題になっていました。

そして、この九条の会は、希望者ではなく、和光で子を育てる親として、必ず、共有すべき内容だと思いました。

在園中だけかもしれない、今だけの情熱かもしれない、、、でも、それでも良いと思います。今感じてるものは、必ずずっとずっと残り、何かのきっかけになると思うからです。

(在校生保護者の方)

 

 

スピンオフ作品を観る機会を与えていただき、ありがとうございます。

普通に生活しているだけでは、今、沖縄で起きていることの事実をなかなか知り得ないので、この動画はぜひ観たいと思い参加させていただきました。軍拡化することが安心を手に入れるために必要なんだよ、という巧みな煽りにだまされたり惑わされたりせずに、この動画、そして映画を一人でも多くの方に観ていただいて、軍拡NO!の声をひろげていきたいと思いました。そして目の前の子どもたちに、真実を掴み、真実を見つめ、自分やまわりの人を大事にできる人、平和をつくっていける人になってもらえるように、向き合っていきたいと思います。

(和光小教職員)

 

7/2に映画上映会を開催いたします。

7/2に映画上映会を開催いたします。

 

日時: 2023 年 7 月 2 日(日) 14 時から(受付 13 時 30 分)

会場: 和光小学校

お問い合わせ: 03‐3420-4353 栗原

 

プログラム

1 上映会: 三上智恵監督最新作「沖縄、再び戦場へ」(仮)スピンオフ作品

2 映画をみて語る会

 

 

5月20日に 学習会 子どもが語る『沖縄』を開催します

 

本年度も、子どもが語る「沖縄」学習会を開催いたします。

 

このあいだ和光小を卒業した中学生たちが、「沖縄」を伝えに来てくれます。

自分の言葉で語る素敵な卒業生たちに、会いにきませんか?

 

■学習会 子どもが語る「沖縄」

講師:2022 年度和光小学校卒業生

 

プログラム:

第 1 部 総合学習「沖縄」について~教員から

第 2 部 卒業生が語る「沖縄」~質疑応答

 

日程:2023年5月20日 (土) 13:30~15:30 (開場 13:00~)

会場:和光小学校

お問合せ:03-3420-4353 和光小学校(栗原)

 

★予約不要。2012 年から、ほぼ毎年行っている学習会です。どなたさまも、お気軽にご来場く ださい。

 

 

<学習会「子どもが語る沖縄」(2022年)の感想文から>

 

▼在校生保護者

本日はありがとうございました。中1の方々、学んだ時の気持ちを思い出しながら、素直な言葉で伝えてくださり和光の学びを感じることができました。沖縄のことを通じて、考え方や人とのかかわりを作り上げているのだな、と感じました。

 

▼在校生保護者

中学生の言葉が一つ一つどれも素晴らしかったです。エイサーを踊ることについて学習前は自分のため、学習後は沖縄に思いを寄せて関係した人たちのために、と変化したとおっしゃっていて、これこそが学びが深まるということ、と思いました。

 

▼在校生保護者

今回初めて参加させていただきました。中学生の卒業生の発言がとても素晴らしく、ここまで堂々と意見を述べられることに感動しました。私は自身の両親の影響から、幼いころから平和教育に触れてきました。それが今の自分の指針となり、考え方の根本を担っていると感じ、子どもにも伝えていきたいと思っています。和光小での沖縄平和学習を知り、ここまでの教育ができる小学校はないなと思い、子どもを入学させた理由の一つでもあります。今日の卒業生の言葉を聞いてここでの学びに間違いがないと確信しました。

 

▼卒業生(2012年度)

今回の学習会に参加して、中学1年生たちの学びを言語化する力に驚きました。それは沖縄にただ行っただけではなく、そこから何を学んだのかを文字に残し、みんなで話し合って培われた力なのではないかと思います。和光で何を学ぶかも大切ですが、その学びをどう振り返り、どう更新していくのか、が大切なのではないかと思いました。 その意味でただ、素晴らしいことを学んだ、と終わらせるのではなく自らを批判的に見つめなおしどのように行動するか、考え実行する意識が必要だと思いました。

 

▼卒業生 (2020年度)

今日の学習会を通して。小学校で学んだことは土台になるんだ、ということを実感できました。

6年生での学びを今振り返ると戦争があれだけ悲惨なものだったんだと6年生の時よりも深く考えることが出来たし、小学校での学びは深く考える土台を作り、その土台を育てるのがこれからの中学生やさらにそれからの生活なんだと思いました。和光の学びにについてもう一度深く考えられた気がします。

 

 

学習会「絵本と平和について語る会」を開催しました

1月21日に学習会「絵本と平和について語る会」を開催します

和光世田谷九条の会では、1月21日(土)に、学習会のテーマ「絵本と平和について語る会」を開催します。

 

1月21日(土)の9時30分から受付開始、10時に学習会開始、12時30分閉会予定です。

 

場所は、和光小学校です。

 

詳細は、添付のチラシをご覧ください。

布施祐仁氏をお招きして学習会「考えてみませんか?子どもと自衛隊」を開催しました

布施祐仁氏をお招きして学習会「考えてみませんか?子どもと自衛隊」を開催いたしました。

会場・リモート合わせて、多くの方にご参加いただきありがとうございました。

ご参加いただいた方からの感想を掲載します。

 

 

〇災害派遣などで自衛隊の活躍がプラスのイメージで取り上げられれば取り上げられるほど、なんだかなぁという気持ちになっていました。というのは以前、自衛隊基地を見学した時に感じた「あ、ここには旧日本軍が残っている」という空気感が忘れられないからです。

その一方で2月のウクライナ以降、日本の主権が脅かされた時に誰が日本国民を守るのか?を真剣に考えざるを得なくもなりました。元々は自衛隊は違憲!が私の信条だったのですが、どうもこのところの世相に引っ張られて弱気にならざるを得ず。

例えば…

⭐︎2月のウクライナ以降、ロシアの東で国境を接する日本は大丈夫?まさかロシアは攻めてこないだろうけど、もう一つの国境を接する大国、中国はちょっと心配。

⭐︎4月に志位さんが日本の主権侵害があれば自衛隊を活用とか発言してビックリ!(後で調べるとこれは前から言っていたらしいのですが)

九条に自衛隊を明記しなくちゃダメかしら。

⭐︎台湾有事がついに現実味を帯びてきた。

などなど、このところの私は揺れに揺れていたのでした(笑)

この度の布施祐仁さんの自衛隊問題の解説は実に的確で、九条堅持にさえ弱腰になっていた私に喝を入れていただいた感があり、助かりました。感謝申し上げます。

和光小学校に育んでいただいた我が息子たちは、お陰様で九条の精神を蔑ろにしない大人になってくれました。

これからは彼らの次の世代(=私にとっては孫の世代)に九条と改正しない日本国憲法を引き継ぐことができるように「戦争を起こさないためにどうするか」を考えて行動していこうと改めて思いました。

世の中、右傾化していますが、まだまだ諦めてはいけませんよね。

皆さんで力を合わせてまいりましょう。

(卒業生保護者の方)

 

 

〇布施先生のお話、とても面白かったです。

私はこの手の本をあまり読みません。どんなに詳しい情報でも一部でしかありませんし、それを鵜吞みにしてしまう自分が怖いからです。

私は、もう戦争に日本は入っていると思っています。ドンパチは始まっていなくても、のっぴきならない状況になっているからです。アメリカは、敵国をどうして挑発するのでしょうか。それは、他国で戦争を起こさせて、金、人、兵器を使わせて、相手の国力を落とさせるためだと思っています。そうして常にアメリカがイニシアチブを握っていたいのです。でも、そんなことは、相手国も承知の上で行動していると思います。アヘン戦争の時の“アヘン廃棄”のようなきっかけは、今回いくつも握りつぶしていると思うのです。

(小学生保護者の方)

 

 

〇…大局で考えると、日本の防衛に関する問題点が、1国民に大きな負担を強いて、闘っては反省し、また忘れて戦争を起こすループを考えさせられました。仏独のように対話で平和を築けるとよいですね。学んだことを自分に落とし込み、議論できる力を教育ではぐくむことが大切と感じます。一方で、リアルで自衛官のお仕事をしている人たちも知っていて、すぐになくそうとは言えないモヤモヤも、沖縄と同じですね。

…ブルーインパルスは、子どもの憧れでしたが、墜落事故があり、地域に基地を持つ怖さを感じました。でも、すぐみんな忘れてしまい、イベントはにぎわいます。

国民みんなが安心して暮らせる経済も考えさせられます。

(小学生保護者の方)

 

 

〇軍事力の必要性、適切な軍事費とは、どの程度なのか?その他、長く考えていたことについて、いろいろ回答がいただけて、非常に勉強になりました。リモートでの参加も考えましたが、やはり現地で生の声を聴くということができてよかったです。また参加させていただこうと思います。

(卒業生保護者の方)

 

 

〇“子どもと自衛隊”というタイトルが響いて参加させていただきました。戦争や世界平和につながる話を子どもたちとします。ウクライナ侵攻に、子どもたちが戦争いやだね、とポツリと言ったり、胸を痛めている様子がありました。何人もの子どもが、戦争は決してしてはダメだと言っていきました。高学年だけではありません。地球上の争い、いくさは、子どもたちが望まないものです。

 私は、厚木基地のそばの小学校に我が子を通わせていました。運動会の時、閉会式まで飛行をしないように申し入れをするらしいのですが、当然のように閉会式のさなかに軍用機が飛んで、爆音でアナウンスが聞こえなくなりました。有事でもない平常のスケジュールを、あと少し子ども、学校のためにおさえることをしないことに、毎年やるせない思いになりました。…

 (学習会の中の)中学校での自衛隊体験の動画は、正視できない思いで見ました。そして、見ながら思ったことは、やはり「教育」だと。布施さんが最後におっしゃったこととも一致します。小さくも学校に関わる大人として、子どもたちとの時間を大事にしたいと思います。皆さんとともに。

(教職員の方)

 

10月22日に布施祐仁氏をお招きして学習会「考えてみませんか?子どもと自衛隊」を開催します

和光世田谷九条の会では、布施祐仁氏をお招きして学習会「子どもたちの将来が危ない?!〜貧困と教育と安全保障〜」を開催します。

 

たくさんの方の参加をお待ちしております。 

 

日時:2022年10月22日(土)14:30~16:30(14:00受付開始)

会場:和光小学校 第一会議室

 

6月12日に 学習会 子どもが語る『沖縄』を今年も開催します

本年度も、子どもが語る「沖縄」学習会を開催いたします。

 

このあいだ和光小を卒業した中学生たちが、「沖縄」を伝えに来てくれます。

自分の言葉で語る素敵な卒業生たちに、会いにきませんか?

■学習会 子どもが語る「沖縄」

 

講師:2021 年度和光小学校卒業生

 

プログラム:

第 1 部 総合学習「沖縄」について~教員から

第 2 部 卒業生が語る「沖縄」~質疑応答

 

日程:2022.6 月 12 日(日)10:00~12:00(開場 9:30~)

会場:和光小学校

お問合せ:03-3420-4353 和光小学校(栗原)

 

★予約不要。2012 年から、ほぼ毎年行っている学習会です。どなたさまも、お気軽にご来場く ださい。

「和光世田谷九条の会」名で、ロシア軍によるウクライナ侵攻に対する抗議文を、在日ロシア大使館へ送信しました

オンライン学習会「伊藤千尋さんに聞いてみよう。『なぜ今、憲法が変えられようとしているの?』~コロナ禍における憲法について学ぶ」を開催します

和光世田谷九条の会では、オンライン学習会「伊藤千尋さんに聞いてみよう。『なぜ今、憲法が変えられようとしているの?』~コロナ禍における憲法について学ぶ」を開催します

 

 

今回は、コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて、完全オンラインでの学習会としました。

 

どなたでも、Zoomミーティングのパスコードから入っていただければ、参加していただくことができます。

 

 

たくさんの方の参加をお待ちしております。

 

日時:2月19日(土)午前10:00~12:00

 

ZoomミーティングID: 862 7607 8558

パスコード: wako9

 

 

子どもが語る『沖縄』の会を開催しました

久しぶりの学習会を開催しました。

 

和光小6年生の沖縄学習に密着したドキュメンタリー『72名の小さな語り部たちの記録』を鑑賞し、

出演者である2012年度卒業生、そして2020年度和光小学校卒業生(現中学1年生)に

「沖縄」をふりかえり、語っていただきました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 会場:和光小学校 第1会議室

 日時:12月11日(土)9:30受付開始 10:00開会

 講師:2020年度和光小学校卒業生(現中学1年生)

 プログラム: 第1部 総合学習「沖縄」について(教員から) 第2部 卒業生が語る「沖縄」


 

ご参加いただいたからの感想を掲載いたします。

 

卒業生保護者

いつもありがとうございます。子どもの卒業後初めて久しぶりに語り部たちの映画を観ました。沖縄学習を振り返るだけで和光小での6年間が蘇ってきました。6年間の連続した総合学習ならではの教育を実感しました。自分の子どもは何を発表するでもなくただ座っていたけれど、彼女たちの中には培ったものが間違いなくあると思うので、今後何かが外に出てくるのを楽しみにしています。このように考えられるようになったのも和光で得た私自身の成長を感じます。

 

在学生保護者

本日はありがとうございました。中一の方々、学んだ時の気持ちを思い出しながら、素直な言葉で伝えてくださり和光の学びを感じることができました。沖縄のことを通じて、考え方や人とのかかわりを作り上げているのだな、と感じました。大学生の方々の今だから感じる和光の学びも大人になってからも軸に和光があるということを話してください、いいなあ、と思いました。

 

在校生保護者

2020年度、2012年度の卒業生の方々からの生の声、体験を聞けたこととてもよかったです。子どもも一緒に話を聞くことができました。

沖縄を体験して学級集会で自分の言葉、考えをしっかり持っていて素晴らしいと思いました。

ありがとうございました。

 

在校生保護者

中学生、大学生の言葉が一つ一つどれも素晴らしかったです。エイサーを踊ることについて学習前は自分のため、学習後は沖縄に思いを寄せて関係した人たちのために、と変化したとおっしゃっていて、これこそが学びが深まるということ、と思いました。

大学生の和光の偏った教育という言葉も和光の中では討論も自由にできていたことが 外に出るとそうではない、という今の日本の社会の問題なのだと思いました。

有意義な時間をありがとうございました。

 

在校生保護者

卒業生が何かの話をするときは自分の知らないこと、見えていないことがある、とだんだんと気が付いてきた、という言葉が印象的でした。

いくつになっても大切なことだと思います。

 

在校生保護者

今回初めて参加させていただきました。中学生の卒業生の発言がとても素晴らしく、ここまで堂々と意見を述べられることに感動しました。

私は自身の両親の影響から、幼いころから平和教育に触れてきました。それが今の自分の指針となり、考え方の根本を担っていると感じ、子どもにも伝えていきたいと思っています。

和光小での沖縄平和学習を知り、ここまでの教育ができる小学校はないなと思い、子どもを入学させた理由の一つでもあります。今日の卒業生の言葉を聞いてここでの学びに間違いがないと確信しました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

在校生保護者

人により正しいことはいろいろかもしれないですが、沖縄学習で学んだ命が一番大切ということは普遍的な真実であるということを忘れないでほしいと思います。はきはきと答えている卒業生たちのたくましい姿を見せていただけてうれしかったです。

ありがとうございました。

 

卒業生保護者

学習の最中はあまりにつらい話の連続に子どもが拒否反応を起こすこともしばしばありました。でも今日の皆さんの話を聞いて確実に子どもの中に核となりものを生みだしているのだな、と感じトラウマをある部分では昇華し、これからの世代に受け継いでくれるのではないか、と希望が見えました。また自分もまだまだ勉強だと思うばかりでした。

ありがとうございました。

 

在校生保護者

映画では6年生の素直な感想、気持ちを見ることができ、感動しました。

社会への問題意識を幼いころから自然に持つ考えることができる沖縄総合学習、和光の教育は尊いと思います。

太平洋戦争、近代史を学ぶことの必要性、公立での教育に欠けているものが見えた気がします。

意識を堂々と発言できる中学生が素敵でした。大学生が自部のたち位置、コアには和光で学んだことがあるという言葉が印象的でした。

小学生、中学生、大学生と和光で学んだ子どもたちの成長過程を見ることができた気がします。皆に共通しているのは沖縄問題を自分事として学び続けていることにうれしくなりました。こんな素晴らしい子ども、若者が増えてほしいと願います。

 

卒業生(2012年度)

中学生たちの発言が立派で驚きました。今の気持ちや勉強に対する意欲を失わず、すくすくと育って芯のある大学生、大人になってほしいと願っています。今回はこのような会に招いていただきありがとうございました。

卒業生(2012年度)

懐かしい映像、学習内容、当時のことをいろいろと思い出しました。質疑応答のときに参加の卒業生の一人が「偏っている」といったことに対し、「どこが?そうは思わないよ」と言って偏っているということに対してそれ自体が悪いことのように質問されていたけど、私は偏っていることは別に悪くない、と思っています。和光の教育で学ぶ沖縄はほんの一部です。“平和”

や“戦争”とかだけでは片づけられない世界が和光で学びきれない世界が沖縄だけではなくたくさんあると思います。なので、和光教育も偏っていいます、私の考えだって偏っている。それが当たりまえです。公平はなかなかないと思います。ただ真実を述べるだけなら公平になるかもしれないが、人の意見が入った時点でそれはその人の色に偏るのです。偏るということは悪いことではない、ということが伝えたかったです。

 

卒業生(2012年度)

今回の学習会に参加して、中学1年生たちの学びを言語化する力に驚きました。それは沖縄にただ行っただけではなく、そこから何を学んだのかを文字に残し、みんなで話し合って培われた力なのではないかと思います。和光で何を学ぶかも大切ですが、その学びをどう振り返り、同更新していくのか、が大切なのではないかと思いました。 その意味でただ、素晴らしいことを学んだ、と終わらせるのではなく自らを批判的に見つめなおしどのように行動するか、考え実行する意識が必要だと思いました。

 

卒業生 (2020年度)

今日の学習会を通して。小学校で学んだことは土台になるんだ、ということを実感できました。

6年生での学びを今振り返ると戦争があれだけ悲惨なものだったんだと6年生の時よりも深く考えることが出来たし、小学校での学びは深く考える土台を作り、その土台を育てるのがこれからの中学生やさらにそれからの生活なんだと思いました。和光の学びにについてもう一度深く考えられた気がします。

 

卒業生 (2020年度)

昔の記憶がよみがえってきました。沖縄ではとてもつらい出来事があったことを学んだことを思い出しました。これから未来を切り開いていくのは僕らなので頑張ります。

 

卒業生 (2020年度)

映像を観て沖縄学習旅行のときの記憶を思い出しました。大人の方たちの質問はとても考えさせられる内容でした。また6年生の時はほぼ毎日平和とは何だろうと考えていたのでその時の考えを思い出すことが出来てよかったです。2012年度の卒業生の和光教育は偏っている、と先生や参加している大人の前でいえるのはすごいと思いました。それに対して若い時にこういう学習によって植えつけられる傷を残すことは大事なことだという意見が返され、それには共感できました。

和光小での6年間は深く物事を考えることが出来て本当に良かったです。

 

卒業生 (2020年度)

映画を観て6年生のころの気持ちが蘇りました。それと同時にそのころとは違う意見も湧き上がってきました。2012年度の卒業生たちはアメラジアンスクールにも行ってそこにいる子たちの基地についての意見も聞いているから気持ちが揺さぶられただろうな、と思いました。私たちはコロナで行けなかったので、その人たちの意見を聞けなかったことが残念です。

DVDの中でもあった“人だから戦うことが出来るし、人だから戦いを止めることが出来る”という言葉がすごく心に残りました。これから自分が生きていく中でその言葉を大事にしていきたいと思います。今回この会に参加できてよかったです。 

 

卒業生 (2020年度)

久々に沖縄のことを思い出して改めて、また考えられた気がします。ほかのクラスメイトもなんだかすごいなぁと思いました。

 

卒業生 (2020年度)

正直結構忘れて

いることが多かったので思い出せてよかった。 

 

卒業生 (2020年度)

懐かしかったです。小6が学ぶには結構重くて、うわー、いやだなぁと思うと同時になんか麻痺していたと、今振り返ってみると思う。6年のときは那覇の空襲では4人に一人が亡くなったのか、と受け取っていたが、昨日平和学習ノートを読み返し、その数の多さに驚きました。

エイサーは楽しかった。つらい経験とした人は音楽と触れ合って救われているイメージがあってその通りだったのだろうと思う。

 

卒業生(2020年度)

DVDを観て沖縄学習旅行を思い出した。沖縄で体験者の話を聞いて学んできたから今自分に考える力が身についてのだと思います。2012年度卒業生のお話も聞けて良かったです。

 

卒業生 (2020年度)

DVDの映像がすごく懐かしかったです。学校にも久しぶりに来られて小6に戻りたくなりました。また学校にきたいな、と思います。

 

卒業生 (2020年度)

DVDを観て学習旅行の小さな記憶が戻ってきました。見ていて涙が出そうになりました。 

いろいろな意見の人と交流、大人からの質問など難しかったけど、来られてよかったです。

 

卒業生 (2020年度)

全部しっかり覚えていて驚きました。私は零年度違ってラッキーだったところと残念だったところがあって、まずいちょう祭はエイサーがうまくいかなくて不安だったけれど、本場のエイサーを見て頑張れてよかったです。この映画は初めて見ましたが、懐かしくて面白かったです。

今日はありがとうございました。

 

 

学習会 子どもが語る「沖縄」を開催します

<学習会「子どもが語る沖縄」>のお知らせ

 

たび重なる緊急事態宣言の発出のため、何度か延期を余儀なくさ れた『子どもが語る沖縄』学習会。ひとりひとりの顔を見なが ら、子どもたちが、自分の言葉で語るというこの会を、なんとか 今年は実現させたいと、例年とは違うかたちで実施するはこびと なりました。現在、10名以上の中学生、そして卒業生が参加表明 をしてくれています。ぜひ、彼らの「生の言葉」をききにきてく ださい。

 

 (1)日時:12月11日(土)受付9:30 開会10:00 終了12:30

 

 (2)場所:和光小学校

 

 (3)学習会の内容

  ①映画「72人の小さな語り部たちの記録」を観る。

  ②卒業生(中学1年生と、2012年度卒業生)に、映画の感想や、沖縄学習で感じたことを話してもらう。

  ③全体での意見交流

 

例年、5月に実施していた学習会ですが、延期をくり返し、この時期になってしまったので、例年とは違う形で実施することにしました。

引き続きコロナウイルス感染予防を進めながら、実施したいと考えております。

 

新聞労連委員長の南彰さんを招いて学習会を開催しました

 新聞労連委員長の南彰(みなみあきら)さんをお招きして学習会を開催しました。

  

日時 :2月8日(土) 13:00受付開始 13:30~16:00まで

会場 :和光小学校 第1会議室

テーマ:南さん!政治や社会のことはよくわかりませんが、メディア・情報のとらえ方を教えてください!

講師 :南 彰さん(新聞労連委員長)

 


 

▼参加者からいただいた感想です。

 

小学校保護者

初めて参加しました。大勢参加されていて関心の高さに敬服しまいた。講演のあとにグループディスカッションがあったのはとても良かったと感じました。お話を聞くだけでなく、参加者同士の意見交流から多く学ぶことがありました。

 

小学校保護者

和光小学校が会場ということ自体すごいです。はじめの言葉などもとてもよかったです。南さんの率直なお話がよかったです。大型の画面での資料がわかり易かったです。グループ討議もその報告と質疑応答もあり、参加した時間を立体的に感じました。

ありがとうございました。

 

外部参加者

講話を聴いたことでいろいろ考える機会をいただきました。今日は子どもと話をしてみたいと思いました。

 

小学校保護者

 膨大な情報化社会において正しく情報を読み取れる力をつけてほしいと子育てをしていますが、どのようにその力を持たせられるのか手探りの状況で今回出席させていただきたくさん学ぶことができました。ありがとうございました。

幸い和光で子育てができているので親子ともども学ぶ機会はありますが、他ではかけ離れた教育が行われている現状。日本の教育が変われない限り日本の社会は変わっていかれないのではないか、焦りを感じます。

小学校保護者

望月記者の講演会での話を聞き、また何冊か著書を拝読し、メディアの現実を知れば知るほど失望感がつのっている中で、南さんの講演会。さらに状況は悪くなっていることを実感しました。が、“変化は女性から”。「メディアで働く女性ネットワーク」のお話はとても希望が持てました。南さんの力もあるのだなあ。望月さんの著書や、講演会でも南さんに感謝されていて、支えられているということが伝わってきました。南さんの講演会で彼の知に触れ静かな情熱を感じ、望月記者が同じく南さんも応援したいと思いました。市民の力という話もでましたが、私たちが何をできるのか、何をしようかと考えるエネルギーが沸き、前向きな気持ちになり、希望をもっていこうと思いました。参加できてよかったです。ありがとうございました。

 

小学校保護者

大変興味深い話を聞くことができました。今後自分自身がメディアとの接し方を見直す機会となりました。また、子どもにキチンを伝えていかなければと思い、自分でも勉強しようとおもいます。

 

9条の会事務局員

南さんのお話に重ねて、参加者の方々と話し合うことができ、とても充実した時間になりました。和光へお孫さんを通わせていらっしゃる方、知り合いから聞いて長野からわざわざお越しになられた方など様々方とお話をすることができました。以前教職をされていた方は学校施設にてこのような学習会ができること、皆で意見を交わしあえることが素晴らしいとおっしゃっていました。そして開会の時の二人の保護者の言葉がとてもよかったと感動をいただき事務局員としてもとてもうれしかったです。

 

9条の会事務局員

南さんの話を聞けてとてもよかったです、暗闇の中で一筋の希望の光をみた気がしました。

情報は力だと思います。正確な情報を正しい規範に照らし届けてほしいと思います。そのためにも記者が守られる仕組みが大切だと思います。何者にも忖度せず正しいことを伝えられるよう、書き手を守るためのセーフティネット、重層的なリスク管理の仕組みが大切だと思います。

 

小学校保護者

誰の生活からも切り離せない情報が正確ではない危険性があるということを再確認しました。そしてこの状況の中で南さんのように行動を起こしてくださる方がいてくれてありがたいです。9条の会、前回の人権のお話もそうでしたが、日々の生活に流されてふたをしてします現実のふたを開けさせてくれる良い機会になっています。ありがとうございます。

 

一般参加者

今日は興味深いお話をありがとうございます。簡単に無料でたくさんの情報を手に入れるこができる時代。正しい情報を見極める力、情報に操作されない力を身につけていかなければならないと感じています。子育てにおいて子どもとも日々のニュースについていろいろな視点で話し合っていくことが大切だなぁと意識して過ごしていたいなと思います。

 

小学校保護者

現場の方のリアルな証言で大変興味深い時間でした。さび付きそうな感覚が動きだしました。感謝申し上げます。新聞労連のアンケート結果も興味深かったです。

 

小学校保護者

あきらめ、やっても無理などの重いこの空気感はどこから?と思っていました。メディアなどの伝えら方により作り上げられていると気づかされました。

怒りばかりでは疲れるので、希望を持ち明るく、でも怒りを表現していくのが大事ですね。よい機会をありがとうございました。

 

小学校保護者

9条の会学習会に参加したかったのでとてもよかったです。

官邸記者クラブでの規制が進み、それとともに記者たちが委縮してきたことが今現在のメディアの在り方にも影響しているなと思いました。新聞労連のアンケート結果も興味深かったです。思っていた内容とは違いましたが、メディアの現状を知るきっかけになり、とてもよかったです。女性たちに今後の活躍が期待されていることも、労連に女性役員が増えたことをしり、今後が楽しみです。

 

小学校保護者

講演終了後のワークショップも含めとても勉強になりました。個人的には南さんのような記者がしっかりとネットワークを構築し、「Independent Journalist Network」のようなものが生まれたら応援していきたいと思いました。 

 

小学校保護者

望月さんの「新聞記者」を読んで南さんを知り、本日講演会に参加いたしました。女性は社会の中で差別され、男性優位の中で生きてきて、男性社会が作って政治や経済の仕組みで日本経済は衰退しています。鍵を握るのは女性なのかもしれませんが、矛盾も感じます。

権力を監視するために新聞記者という職業が存在すると思っていたので現状をとても悲しく感じました。南さんや望月さんのような記者さんが増えることを応援していきたいです。

 

一般参加者

情報はお金を払って得るか。若い人は新聞を読みません。権力の監視であるテレビ、新聞は私たち市民が育てていくことかな、と感じました。報道の難しさ、取材の難しさが今の世の中にあるんだなぁとつくづく思いました。

 

小学校保護者

南さん、お話ありがとうございました。メディアの在り方や情報のとらえ方など知らないことも多くとても学びが深まりました。

今日は参加者も多く、意見が活発に出ていろいろな方の考え方を共有できたこともすごくよかったです。

こういう小さな会で元気がもらえています。ありがとうございました。

 

卒業生保護者

今回の企画とても興味深く、今日を楽しみに伺いました。自分も含め毎日を忙しく暮らしていると、世の中の動きを知ることは大切と思いながら流されていることが多く反省です。

一人ではどう動きだせばよいかわからなくてもこのような集まりで同じ思いを抱えている方の存在を確認し、ちょっと元気になります。何を切り口に世の中を見ても最後は「教育」に戻るということも再々確認です。教育の大枠国が決めている現実。国の動きに敏感でいなければと、改めておもいました。

 

小学校保護者

個人的にはメディアって「マス」である必要があるのかしら?新聞テレビは権力サイドからの恣意的なマスを操作するツールとして扱われすぎているのでは?と思っていたのですが、全体質疑で発言された方が、身体の自由が利かなくなってきたときにいかに情報を収集するか、莫とした不安と仰っていたので、高齢化が進む限り、まだマスコミは必要なのだと思いました。ただその情報弱者が受け取ることのできる情報が公平であること。これが大切だと思います。発言、発信する人を一人にしない擁護ネットワークがあるといいですね。組織に属する限り会社の都合もあって言えないことも多々あると思います。自社の紙面で発信できないことをべつの媒体で昇華できるとよいですね。会員限定でも有料記事でも構わないから操作されない本当のニュースや意見を読みたい。何が信頼置けるニュースソースなのか、選択眼が必要。

新聞同業他社、他業界とも連携して新聞社が生き残れるように頑張ってほしい。参加中学生が同じ出来事を複数紙面でどう取り上げているのかまとめて読めるもがほしいと意見がありましたが、興味深いし、あったら読みたいです。9条の会の学習会はたびたび私にとって「おおっ」と思いうようなすごい方や興味深いテーマで開催されていて企画力すごいなと思っています。

 

参加中学生

今日はありがとうございます。新聞記者もグループの中に属することで空気を読まざるを得なくなることがあると思いうので、記者の方は個々の意見を大事にしてほしいと思います。

 

9条の会事務局員

マスメディアの置かれている現状と教育現場のそれはとてもよく似ていると思いました。

志を持って立ち向かおうとしても圧力を受け、攻撃にさらされまともな情報を発信できないということは教員(公立)になっても自由が保障されず決まったことを教えなければいけない、それが子どもの自由を奪っているということと、とてもよく似ています。その中でマスメディアはネットワークを作り、支えあえながら、権力を監視するという大切な役割を持っています。今日の授業みたいな講演はとても刺激を受けました。ありがとうございました。

 

新聞労連委員長の南彰さんを招いて学習会を開催します

 

講師は、新聞労連委員長の南彰(みなみあきら)さんです。

 

南さんは、現在の政権によるメディアへの圧力や、国民の知る権利の侵害に対して、報道機関の労働者の立場から、警鐘を鳴らしている方です。報道機関の中心にいる方だからこそわかる、現在の政治・社会の問題点をうかがい、日ごろ感じている疑問に答えていただくなかで学び合いましょう。

 

 

 

開催要項

 

日時 :2月8日(土) 13:00受付開始 13:30~16:00まで

会場 :和光小学校 第1会議室

テーマ:南さん!政治や社会のことはよくわかりませんが、メディア・情報のとらえ方を教えてください!

講師 :南 彰さん(新聞労連委員長)

 

 

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作家・深沢潮さんを招いて「人権てなんだ?!」学習会を開催しました

作家・深沢潮さんを招いて学習会を開催しました。

 

テーマ「人権ってなんだ?! ~作家・深沢潮さんを招いて~」

日時 12月7日(土曜)10時より 

会場 和光世田谷小学校 第一会議室

 

 


 

 

▼参加者からいただいた感想です。

 

和光小保護者

今年に入って仲良くなった人が在日コリアンだったので、少しでも背景と知ることの一環になればと調べたら、深沢さんの著書に巡り会い(ハンサラン愛する人びと)多様な在日コリアンの形が描かれていて興味深く拝読したのが数か月前でした。今回九条の会に来られる!ということでとても楽しみにしていました。単発的に学習会などに参加させていただいておりますが、九条の会の方々の(深沢を公演に招くなど)ネットワーク、人脈すごいなと思います。お相伴に預かり貴重なお話を聞くことができ感謝です。

「主語を大きくしない」「属性でなく行動で人を判断する」など今後の自分の指針として大事に持っていたいワードを教わり、実りのある時間となりました。基本的治療と対処療法のW側面から社会の事象に対峙していくこと、仰られたように、大切ですね。知ること、考えることが辛くなりがちな現在の社会「愚民化政策に巻き込まれない」意識。もやっと日ごろ感じていることをスパッと腑に落ちる言葉にしてくださり、作家としての深沢さんの力量のすごさを感じました。

 

和光小保護者

遅れて参加となりましたが、来てみてやっぱりよかったです。日ごろぼんやりと考えていることが言語化できたことが思考整理となりました。「意識のない差別」自分にもあるだろうしちょっとしたお知らせや、文章などにもにじみ出ているのをよく見かけます。意識を持つことが大事ですね。

 

和光小保護者

マイクロアグレッションの話が特に響きました。自分の母がある部分ではとても平等な思想であるのに 

特定の部分では差別ともとれる言動をとったことがあり、差別する人かそうでないかの2文法ではないということを思い出しました。自分の中にも気づかない部分でそうした思考があるのではないか?という意識を持ち続ける必要があると感じました。 

 

和光小保護者

“自覚のない差別”。確かにはっとさせられました。物心がついたころからこの”自覚のない差別“は当たり前に空気のように漂っていいてそれを自分も含めてだれかを差別していることだと自覚したことはなかった。

この当たり前の感覚は日本人の誰もが持っていると思う。教育されている、目に見えない何かで刷り込まれている。私たちは自由であるべきだし、個々として尊重されるべきだと思うけど、大きなものに包まれて本来自由でもないんだと考える、そんな小さな戦争をしているような感覚がある。私は少し近いような仕事をしていたこともあり、小学館での連載辞退の話も心がぎゅっとなりました。もっと”まなざしを育てる“こと、もっと知ること、努力していきたいと考えさせられました。余裕を持つために知ること、考えることをもっと増やしたい。

 

和光小保護者

明治から日本人の朝鮮半島へのまなざしが変化していないというところがツボでした。本当にずっと変わらない差別意識をそろそろバージョンアップしたらいいのに、と思いました。 

 

和光小保護者

深沢さんの仰っていた、知れば知るほど生きづらくなるという気持ちは、長いものに巻かれる風潮と似ていて、とてもつらいなと日々思っています。怒りも含めて感情を抑えて生きていく社会になってきていると思います。無知によって差別することが無いように生きていきたいと思います。

 

和光小保護者

人権差別に悩んでいる方が周囲におり、差別について知りたいと思い参加しました。

しかし今の世の中逆行しているように思い、差別のない社会がどんどん遠ざかっていくような気がしています。自分ができることは何か。 引き続きじっくりと考えていきたいと思います。

 

和光小保護者

日々生活している中での差別は多くあるだろうと思い参加しました。

差別に対する嫌な気持ちを言葉として聞けて良かったと思いました。日常気にかけつつ子どもにも気を付けて話をしていきたい。

 

和光小保護者

差別が無いように構造を変えることができればよいがそれはまだまだ時間がかかってしまうでしょう。個人個人がまなざしを育み、対話を増やす必要を改めて確認することができました。

和光小保護者

構造を変えるのは大変ですが、まなざしを育てる、養うことはできると今日改めて感じました。

この九条の会でしか自分の意見を出すことができない、なんていう世の中にならないように微力ながら抗っていきたいと思いました。深沢潮さん、ありがとうございました。

 

和光小保護者

現役作家の方のお話が生で聞きたくて今回初めて参加しました。同じ人間なのになぜ差別が起こるのか知りたかったですが、少し頭の中が整理できたような気がします。声を上げるとたたかれる、正しい抗議がくじかれる。冷静になること冷静に発言することが素晴らしいとなっている世の中にやっぱりおかしいんだな、と思いました。

 

そのほか参加者

レジュメ資料がとても分かりやすく参考になりました。

 

そのほか参加者

国家対国家が国民対国民に発展しているように感じています。

一部を見て全体をとらえてしまうのは人間の特質なのかもしれません。しかし一部は一部であって個々人を攻撃する風潮は自身を含め、気をつけなければならないと思います。

 

その他参加者

自分は差別を持たない良い人、だから関係ない。という態度が差別を受ける側にとっては顔の見えないとても怖いその他大勢になってしまうということをとても分かりやすく語ってくださいました。

当事者が声を上げづらいのは当然で、その他大勢の私たちの一人ひとりが差別に対して決して許さない、という断固とした態度を示し続けることがいずれ次の世代への明るい未来につながると思います。

すぐに声に出すのは慣れないし、難しいときは自分の表情やジェスチャで差別的発言に対して不快感を表現していこうと思います。きっと仲間がいるはず。

 

その他参加者

自分は在日コリアン3世です。今日のお話が聞けて勇気をいただきました。黙らせる社会、声を上げにくい世の中にあきらめかけていました。和光が声を上げられる場。違いを認め合いおおらかな人たちの集まりであるよう願うばかりです。お話を聞きながらネットで深沢さんの本を3冊買いました。これから読むのが楽しみです。

 

その他参加者

今回聞かせて頂いた話は決して「特別」な個人のヒストリーではないことをお伝えしたいです。

私自身の物語も90%以上が共通する。在日コリアンの極めて平均的なものだと思います。非常に興味深く拝聴いたしました。ありがとうございます。

 

作家・深沢潮さんを招いて「人権てなんだ?!」学習会を開催します

 

12月7日(土)10時から12時30分まで、作家の深沢潮(ふかざわうしお)さんを招いて、学習会「人権ってなんだ?」を開催いたします。ぜひ、ご参加ください。

 

開催要項

 

日時 :12月7日(土) 9:30受付 10:00~12:30まで

会場 :和光小学校 第1会議室

テーマ:人権ってなんだ?!

講師 :深沢 潮さん(作家)

 

 

田中孝彦さんと学ぶ「子どもの権利条約と、子ども・子育て・教育」学習会を開催しました

 教育学者の田中孝彦さんをお招きして、「子どもの権利条約と、子ども・子育て・教育」学習会を開催しました。

30名を超える方にご参加いただきました。ありがとうございました。

  

 

 <6・29学習会「子どもの権利条約と、子ども・子育て・教育」の感想文より>

 

和光小教諭

一般的な学校現場に持ち込まれている○○方式、○○スタンダードがなぜ拡がっているのか不思議でした。

子ども一人一人が生き方も個性も違うのに、同じ“こども”としてひとくくりにして「指導」することにどのような意味があるのか?一つの型を押し付けることで異質なものを排除することになるのでは、と思います。

カンファレンスの取り組みが子ども一人一人を大切にすることを前提としていることが重要で、根本に子どもの権利条約の精神があるのだと思います。○○スタンダードは政府が国民を分断するために上から押し付けてきている。それに従わざるを得ない現場の教員たちの苦しみも多くあるのだと思いました。世の中の仕組みを学ぶことの大切さを田中先生の話で改めて実感できました。

 

 

和光小保護者

分断が進むことで孤立し、着地点が虐待死や練馬の事務次官の息子殺害だとしたら近代の日本に悲愴感しか持てないがそんな中でひとりひとり話をしたり、繋がれる相手を捜して自分で生き易い容易に人生をカスタマイズする能力を息子が備えていけるように親として頑張らなければと思いました。“人とコミットすることを恐怖と思わずに、楽しみと思いえる”子どもたちが自然とそういう姿勢で生きていけるように沿いう言う世の中になるように願います。そのためには個々人の努力が必要な現代日本なのですね。

 

 

和光小保護者

世の中的に政治・教育と行き詰まりを感じることが多くなり、ヒントとなる話が聞きたくなり、参加しました。子どもの権利条約が一般的に広がる必要もあるし大人が学ぶ機会があるといいな、と思います。 

それをきっかけに憲法や子どもの教育に一人でお多くの人が関心を持てれば少しずつ社会も変わっていくのかなとも思います。 

 

 

和光小保護者

今日ははっとするキーワードが多くありました。「学習権」「乳幼児の権利」「異世代の共生」「子ども理解のカンファレンス」。5歳と3歳の男児を育てていますがなかなかそれらを意識して生活をしていなかったなと思いました。勉強不足もありますし、日々の生活で意識していなかったです。田中先生は子どもの権利条約について条文を知っているというだけではなく地域・子どもとの生活の中で進めていくことが大切とおっしゃっていて、全くその通りでどのようにはそれぞれに任された課題と、受取りました。ジュルジュ・スニーデルの「思い通りにならない異質な存在を愛せるのでなければ子どもを愛していることにはならない」という言葉が胸に刺さりました。ありがとうございました。

 

 

卒業生保護者

日頃感じている社会の問題をとても分かりやすくお話してくださり頂いた資料も持ち帰って読みたいと思います。今の世の中を見ていると“自分さえよければ”と見て見ぬふりをしている人が多く、政治もそれを映しているようで、社会にひずみが生まれ悲惨な事件につながっているのではないかと感じてしまいます。

我が子が幼いころ“地球に悪いか悪くないか”という判断基準をもってニュースを見ていたことを思い出しました。大変良い時間でした。ありがとうございます。

 

 

和光小職員

子どもの権利条約はイスラム圏に配慮して相当交代した条文になっていますが、にもかかわらず、日本での批准には5年も費やしました。ポーランドが78年に草案を作ったときから、条文化された89年、そして今に至るまでの間に様々なジェネラルコメントが国連からも出されて、条約は読み深められてきたと消えます。日本では逆に忘れ去られてしましそうな状況ですが、今日の話のように身近なことにひきつけて、各自が読み深めていく必要があるのかなと思いました。子どもの意見表明を受けて止める大人が意見表明できているのか。大人の意見表明権とセットで考えたいです。

 

 

卒業生保護者

始めから終わりまで前ノメリで聞いていました。育児を始めて12年あまり。うち10年間は子どもから伝わってくる和光と、自ら参加して得てきた和光の教育、知らぬうち色々な学びと刺激を受けてきました。偉そうですが今回のお話はなにかしっくりくるものがありました。多世代に渡る内容だったからかもしれません。(我が家も3世代で住んでますから。)今回の田中先生のお話は、どこの内容を取り上げてもとても興味深いものでした。

その中でも心に残ったのは、70.40、50.80問題。ここのところ頻繁に起こる事件の真相を解くわけではないけれど、戦後の歩みのゆがみのような。もう少しここのお話も聞きたかった。戦争体験を証言者から聞くこと、現地で学ぶことを小学校が大切にしている理由がここからも見えてきた気がします。もう一つは、抱えている問題や悩みを地域で話し合う仕組みつくりが大切というお話。ここはクラスの親和会に通じることだなと思いました。 

長年研究されている先生の言葉に難しいものはなく、とてもわかりやすく、そしてまだまだ分からないことがあるという学びの姿勢にとても感激しました。自分の考えばかりを押し付けてはいけませんね。和光の子どもたちのように聞く耳の大切さも田中先生の姿勢から再確認しました。小学校を卒業した我が子にも聞かせてあげたい内容でした。ありがとうございました。

 

 

その他の参加者の感想

・貴重なお話をありがとうございました。グローバリゼーションの進展・資本主義の変容とそれに基づく格差社会の広がりはよく耳にします。しかしこれからの社会構造の変化と子どもの権利を直接結びつけて考える視点が勉強になりました。一方で子どもの権利について研究も教育の場や親自身も日々学んでいると思います。その結果社会全体として子どもの権利事態への理解は昔より深まってきている側面もあると考えています。私が子どものころは学校での体罰も日常的に行われていました。不良たちは「社会のごみ」「ゴキブリ」などと先生に授業中に公言されていました。

今の時代は教育現場でも家庭でも子どもの権利が意識されていると感じる時もあります。

 

・それぞれの生き方に関わっているという言葉が心に残りあらたな目標になりました。

 

・田中先生のように地道に子どもの為の臨床研究をされてこられた努力があるから戦後の教育が徐々にゆがめられながらもまだ希望も残されているのだと思いました。日本中のどこへ行っても同調圧力に負けないひとりひとりが大切にされる教育がなされるようになったらそれはきっとなりたい未来。不断の普段の努力が必要と思いました。

 

 

田中孝彦さんと学ぶ「子どもの権利条約と、子ども・子育て・教育」学習会のお知らせ

 

6月29日(土)に、子どもの権利条約をテーマとした学習会を開催します。

お時間があれば、ぜひ、ご参加ください。

 

開催要項

 

日時 :6月29日(土) 9:30受付 10:00~12:00まで

会場 :和光小学校 第1会議室

テーマ:子どもの権利条約と、子ども・子育て・教育

講師 :田中孝彦さん(教育学者 日本臨床教育学会会長、地域民主教育全国交流研究会代表、教育科学研究会常任委員など)

 

子どもが語る『沖縄』の会を開催しました

本年度も、2018年度和光小学校卒業生(現中学1年生)を迎えて、学習会「子どもが語る沖縄」を開催いたしました。

 

 会場:和光小学校 第1会議室

 日時:5月11日(土)9:30受付開始 10:00開会

 講師:2018年度和光小学校卒業生(現中学1年生)

 プログラム: 第1部 総合学習「沖縄」について(教員から) 第2部 卒業生が語る「沖縄」


 

参加者からいただいた感想です。

 

▼在学生保護者

大変学びの多い時間となりました。普段、メディアやネットの伝えている情報から沖縄に関すること平和に関すること、基地に関することを「しょうがないんじゃないか?」と思っているところがありました。

今日、子どもの語り部から話を聞いて簡単に「しょうがない」といってはいけないと本当に感じました。事実や本物から学ぶ大切さを改めて思いました。和光に我が子を入学させて良かった、と思います。

 

▼在学生保護者

子どもたちひとりひとり、自分の持てる言葉を使ってなんとか自分の意見を伝えようとしている姿が感動的でした。年齢だけでなく、沖縄学習を通じて得たものが子どもたちをとても大きく見せている気がしました。しっかり自分の頭で考えて生きている子どもたちを見て大人として毎年身の引き締まる思いがします。ずっと続けてほしい企画です。

 

▼卒業生保護者

過去二回参加させていただき今年は我が子たちの番でした。この会に語り部として参加したことでさらに学んだことが自分のものとして落ちたのではないかと思います。自分の子どもたちも例年同様しっかりとした意見を持った卒業生になってました。今日は自分たちを誇らしく感じたと思います。そしてまたこれを機会に社会に目を向けてくれることと思います。素晴らしい一連の学びです。開催並びに声をかけていただきありがとうございました。

 

▼外部参加者

卒業生から説明を受け、感じたのは沖縄を学ぶ中で平和を考える際、単に反戦、反基地のようなステレオタイプではなく、もっと様々な面から自分の言葉で語れるようになっていることに感心しました。

沖縄の基地についてこれからの経験するいろいろなことを通してさらに深く考える機会を得ていってほしいと強く願います。

 

▼在校生保護者

子どもたちの成長をたくましく感じ取れました。しっかりと彼らの心にしみ込んだ言葉をこちらもしっかり受取りました。改めてこの学校に入れて子どもたちがしっかり育っていることをうれしく思います。

今日伝えてくれた、中学生、本当にありがとう。あなたの感じたこと、しっかり受取りました。三線の演奏もとても素敵でした。ありがとうございました。

 

▼学校教職員

語ることを持っている子どもの姿がとてもまぶしく感じました。自分のこととして沖縄をとらえ、自分の言葉で考えて発信できるのはしっかり学んできたからだと思います。何か一つの考えを覚える学習ではなく、沖縄県民の思いを知り、寄り添いながら問題について考えるこの学習が子どもたちを成長させているのだと改めて、感じました。

 

▼外部参加者

子どもたちが発表するだけでなく、少人数でディスカッションできたのがうれしかったです。知る→伝える→どうやって解決するか、までもっと話い合いたかったです。とてもいい機会をありがとうございました。

 

▼在学生保護者

沖縄の抱える問題はとても複雑に見え、大人が考えても難しいですが、子どもたちが自分たちで考える、自分たちの意見を持っていることに感心しました。大人になるといろいろ余分な知識や事情を考えてしましますが、小学生のうちに沖縄の問題を学ぶことで平和の大切さを本質的な部分で考えられるのだなと思いました。

 

▼在学生保護者

沖縄学習で学び、感じたことを自分の言葉で語ってくれてしっかり、伝わりました。平和宣言の中に目を背けて事実を知らなければ責任を果たすことはできない、とありました。自分の視点をもって自由に発言する中一の皆さんの姿素晴らしかったです。伝えることはもう自分たちの使命と自覚していることに驚きました。

和光小で行われる学びを表現できる場所としてもとても貴重だと思います。

 

▼外部参加者

沖縄学習は、過去の戦争を知り、現在の状況を学び、将来につながる学習なのだと感じました。それをしっかりと受け止め考えていける和光小の皆さんの感性の豊かさ、素晴らしいです。私ももっと社会のことに目を向けなければと再認識しました。思ったこと、感じたことを伝えていくことの大切さを痛感しました。沖縄をもっと身近なこととしてとらえなければと思いますし、簡単にそうさせない現状の日本のしくみに気づかねばと思います。

 

▼在校生保護者

子どもたちの心の清らかさ、頼もしく、素晴らしいと感じました。今一度、自分たち自身が生きている地域、社会、国、そして地球について、自分と地続きであると知ってほしいと思いました。知ることの大切さ、多くの人に共有したいと思います。

 

▼卒業生保護者

自分の目で見、聞いたことを細かく正確に伝える力はすごいと、感心しました。日本の兵隊が沖縄の人を殺したり追い出したりしたという話を聞き、「なぜ兵隊は沖縄の人を守らないの?」と質問をしました。「兵隊は国を守っている、兵隊もだまされていたのではないか。戦争が人を人ではなくす」と答えてくれました。戦争の矛盾があぶりだされた話でした。

「ひとりひとりの考える平和は違う。違うことを話しているのに伝えたいことは一緒」という言葉には和光の子どもたちの頼もしさを感じました。参加してよかったです。

 

▼在校生保護者

子どもたちが一人一人、よく理解し説明してくれました。自分の言葉で語ってくれていること素晴らしいです。

是非これからも続けてほしいです。

「沖縄」というテーマは一言では表せず、明暗それぞれいろいろな面を学んで欲しいです。

討論の場では戦争のことが話題となりましたが、みんなその場で考えて語ってくれたことが大変良かったと思います。和光中学校でもこれから頑張ってほしいです。皆さんの生の声が心に残りました。感動をありがとう。

 

▼在校生保護者

一年間沖縄について学んできた子どもたちの学びの深さに加えてそのことを自分の頭でしっかり考えて発言する姿に感動しました。

子どもたちが人の意見を聞くことも、さまざまな考えと一度受け止めようとする姿にも、6年間の成果を見ました。沖縄を通して彼らが様々な出来事を人ごとにできない、そんな土台ができあがっていると感じました。

 

▼卒業生保護者

今回参加させていただかなければ沖縄学習旅行で子どもたちがどれほど揺さぶられ、社会に向けて真剣に考えるようになっていたのか気づかなかったと思います。

それぞれの想いがあふれ、学習旅行を通じ、出会った人やその気持ちをしっかり受け継ぎ、私たちに伝えてくれて、とても感動しました。本日はありがとうございました。

 

▼在校生保護者

途中からの参加となってしまい、質疑からの参加でしたが、それでも本当に参加してよかったと思いました。

子どもらしい意見の中にもはっ、とさせられる意見も出て、それぞれの言葉、考えをもっているのが大変印象的でした。中学1年生、大半はきっと「基地問題?聞いたことあるー」程度の認識じゃないかと思います。和光の子たちは学びを深める機会が与えられ続けているので、問題を深め、多角的にとらえて受け入れることができるのですね。大人、子ども関係なく学びをお互いに交換しあえる機会があり、ありがたいと思います。

 

▼中学生保護者

和光中学校で今後戦争や、社会問題について学べるチャンスがまだまだある、学びへの喜びを改めて感じました。

今日の発表を聞いて驚くばかりでした。私自身、沖縄についての無知さを感じ、また日本の教育への疑問を感じました。中学でもこのような発表を聞く機会があるといいなと思います。自分の考えを自分の言葉で語る力に感動しました。

 

▼在校生保護者

一年先輩から学びを受け継ぐところから始まる1年間の沖縄の学び、伝え続けたいを言う思いつながっているのだなと感じました。

自分の考え、意見を発表することは勇気のいることだと思いますが、伝えることの大切さを知ってるから何度も伝えようとしてくれているのだな、と思います。

 

▼卒業生保護者

沖縄の基地についてのさまざまな意見、答えが一つではないと子どもたちが考え続けていければよいと思います。それぞれの問題をとらえる力はこれからどんどん強くなっていくのでしょう。

 

▼卒業生保護者

一年前に、この子たちがここまで学習を深め成長するとは思っておらず、うれしい裏切りでした。和光の6年生が育っていく、ということを実感しました。

中学生は時間をおいて、改めて語ることでさらに学びが深まり、さらなる学びにつながっていくチャンスとしてもとてもいい機会だったと思います。

 

▼在校生保護者

9条の会、一体どんなものなのだろうと思っていましたが、来られてよかったです。和光世田谷9条委の会の学習会はまた参加したいと思います。

自分の言葉で感じたことを話している姿、質問に一生懸命答える姿がとても心しみました。本物に触れて自分の中に入っていったものは人の心を動かせるのだとひしひし感じました。

和光小学校に入学できたこと、いつか我が子たちもあんな6年生になっていくのかなと楽しみです。

11人の中学生たちのこれからがとても楽しみです。

 

▼外部参加者

初めて参加させていただき、大変感動しました。沖縄と深く向き合った体験を率直に語る子どもたちの姿に大人として改めて学ぶことがたくさんありました。 ありがとうございました。

沖縄学習への取り組みに敬服いたしました。このような取り組みが広がっていくことを願い、できることをしたいと思いました。

和光の生徒さんたちの発言、それを大切になさっている先生方の姿勢に素晴らしさを感じました。彼らの生き生きとした発言、表情に未来の平和を感じました。ありがとうございました。 

 

▼在校生保護者

9条の会の学習会初めて参加しましたが、子どもたちの学習を通して感じた気持ちの表現が素晴らしいなと感じました。自分の言葉で伝えることに迷いながらも真剣に大人の前で意見が言えるのはそれだけ自分たちがやってきたことに自信があるからだろうなと感じました。自分たちの子どももこれからこの経験ができると思うととても楽しみで一緒に成長できたらいいなと思いました。

今日はすごく楽しむことができました、ありがとうございました。

 

▼在校生保護者

語りたい中学生も、聞きたい大人もたくさんの参加者で驚きました。こちらも初めて聞くと多く、人によってとらえた重点がそれぞれなんだな、と思いました。少しだけ中学生になってしばらく経って、ここに戻った子どもたち、自信もついて、でもわかっていないことがまだたくさんあることもわかっている。これからの未来を明るく感じることができた会でした。

 

▼在校生保護者

伝えてくれた皆さんの自分の言葉で伝える姿に感心しました。とても詳しく自ら学び、自分のものとして使命感を持って伝える力に圧倒されました。そして、戦争という敵対味方になってしまう題材も本質をとらえようと公平な視点に立とうとする姿勢に感激をしました。

沖縄については私がまだ不勉強なので子どもと一緒にまずは知り、みんなのように伝えられるようになりたいと思います。知る人が増え当たり前にしてはいけないことがわかる人ばかりになれば平和につながると信じたいです。今日は本当にありがとうございました。

 

 

 

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<伝えてくれた子どもたち(中学生)の感想>

▼名無し

私が沖縄学習旅行に行ってからもう半年以上たち、大切なことでも忘れてしまっていたこと今日をきっかけに気づきました。自分はその時何を感じていたのか、再確認できました。沖縄の問題についてはみんなが興味を持ち知ることだがまずは大事な一歩だと思います。今日皆さんに聞いていただいただけでも問題の解決につながると思います。とてもすごい大切な時間だったと思います。ありがとうございました。

 

▼Nさん

語る会で改めて沖縄や基地について考えて、やっぱり基地問題は簡単に片づけていい問題ではない!と再認識しました。今日のような伝える会をもっといっぱいやってたくさんの人に沖縄のことを伝えていけたらいいと思います。

 

▼Kさん

楽しかったです。またやって欲しいです。平和がいいです!

 

▼Kさん

最初から最後までキチンと話しきることができるかすごく心配だったけど、最後まで聞いてくれてうれしかった。

話をしているときも頭がこんがらがってきてしまって、でも聞いてくれて安心してちゃんと話せました。

はじめはノートを見せいいたのだけど、自分の字が汚く(!)はずかしかった。平和とはなにか、障がいはどこからどこまで?など改めて考えた。やっぱり知らない大人に伝えると難しい質問がいっぱいあった。

戦争はいらないと思う。でもないと出会わなかった人たちもいた。だから、まだよくわからない。

 

▼Oさん

自分にとってもためになったなぁと思いました。伝えるうちに自分でもたくさんの考えがでてきました。皆さんとても真剣に私の話を聞いてくれました。沖縄について伝えたいことが多すぎてごちゃごちゃになってしまいました。沖縄学習旅行で私たちが学んだところは観光地じゃない本当の沖縄。もっとたくさんのことを伝えていけたらと思っています。戦争のこと、沖縄の文化などいろいろなことをこれからも考えていきたいです。

とても楽しかったです。本当の沖縄を知っていきたいし。未来につなげていきたいです。ありがとうございました。

補足 私は証言者たちの痛みを知っていきたいです。

 

▼Sさん

今まで2回沖縄の問題を伝えていたけど、そこから今日までの時間がすごく経っていて、うまく伝えることができるがわからないけれど、何か伝えられていたらいいなぁ、と思っていました。

ノートのどこに何が書いてあったかなど、忘れてしまっていたけど、写真など使って説明できたかな、と思います。ノートの字が汚い、ノートのとり方が下手など改めて気が付いた。自分的にももう少し、きれいに書いておけばよかったなぁと反省。皆さんがほかの人たち伝えてくれたらいいなと思いました。

今日は伝えられてよかったです。

 

▼Fさん

和光小学校の保護者の方は私たちより沖縄に詳しい人がたくさんいると思う。私自身もたくさん教えられて。いい経験だった。質問が難しかったけど自分の意見を言えてよかったし、確認することもできた。みんなの意見を聞いて学ぶこともたくさんあり、いろんな意見を交流することができてよかった。まだ自分のわからない問題や考えがあるから、たくさんこれから考えていきたい。特に私が考えていきたいと思うのは「平和とは何か」です。私たちが学んだことをこれからもたくさんの人に伝えていきたいです。

 

▼Sさん

私は思ったことを思ったまま言ってしまったような気がします。

グループの時、参加者の方から知識はあるけど、本当の自分はどう感じているかまだはっきりしていないのかな?といってもらい、「それだ!」と思いました。基地があったらいいのか、悪いのか?などあやふやだった自分を表す一声だったと思います。5年生に伝えた時とは違って、沖縄を忘れかけていた私にとって改めて沖縄を考えられたので本当によかったと思いました。質問コーナーでは学級集会みたいに意見が出まくっていて、楽しかった。自分がキチンと伝えられたか不安だったけど、今日は来てよかったと思いました。

 

▼Yさん

「子どもが語る沖縄」の前は沖縄学習旅行のこと全く考えていなかったので、「どうしよう。。。」と心配していました。みんなにうまく伝えるにはどうしたらいいかわかりませんでした。

でも3人に沖縄を伝えることができました。時間いっぱい質問をしてもらったりしました。証言者の話を聞いてどんな思いだったか?ということを聞かれることが多かったが、大人のわからないことを質問されてきちんと答えられたことがうれしかったし、最後まで聞いてくれてうれしかった。ありがとうございました。

 

▼Tさん

2か月ぶりの和光小学校にきました。2か月前は生徒だったのが「講師」として今日来たので不思議です。元5年生や今日話を聞いてくれた人が証言者二世として平和、戦争とは何かを伝えていってほしいと思います。

それから三線もきいてくれてありがとうございました!

 

▼Yさん

質問の中に、戦争のことを学ぶのは嫌ではなかったですか?というのがありました。

私はそれを聞いて初心に戻ることができました。わたしは6年になるのがいやでした。戦争を学ぶことがいやだったからです。でもそういう人たちがたくさんいるから戦争が起こるんだと思いました。

今では学べてよかったと思います。学びたくても学べない、こんな貴重な経験はできないと思うから。それに知らない人もいることすらダメなのかもしれないと思いました。

今日伝えることができてよかったと思いました。ありがとうございました。

 

 

 

 

子どもが語る沖縄学習会のお知らせ

本年度も、子どもが語る沖縄学習会を開催いたします。

 

 会場:和光小学校 第1会議室

 日時:5月11日(土)9:30受付開始 10:00開会

 講師:2018年度和光小学校卒業生(現中学1年生)

 プログラム: 第1部 総合学習「沖縄」について(教員から) 第2部 卒業生が語る「沖縄」

 

みなさまどうぞお越し下さい。

 

「翼は心につけて」鑑賞会をおこないました

2/23に、九条の会主催で「翼は心につけて」鑑賞会をおこないました。

(映画「翼は心につけて」は和光高校に入学を決めた癌で片腕を失った受験生と先生たちの物語です。)

 

 

■ご参加いただいた方からの感想です

 

とてもよい機会を頂きました。

何を大切にするのか。

学校の選択があり、親の選択があり、友人の選択があり、本人の選択がありました。

それぞれの試練と強さに心を打たれました。

(Aさん)

 

 

和光教育について改めて考えさせられました。

また、今を生きるということをしっかり考えさせられました。

「翼は心につけて」以前は和光高校で鑑賞していたそうですが、今は実施されていないということや、和光学園に植えられた「翼の木」についてのエピソードを紹介して頂き、今後もしっかり受け継いでいきたいと思いました。

(和光学園保護者 Fさん)

 

 

映画、感動しました。

狛江三中にも記念の石碑があると聞いています。本も読んでみたいと思いました。

交流会でお聞きした、昨今のキャリア教育などへの早い段階での子どもへの意識の植え付けなどへの疑問提起について同感です。公立教育に関わっているとプログラミング教育や語学教育などは一部企業のプランに文科省が乗っかり現場に落としてきているようで、教育現場では戸惑いがあります。

平和学習についてもぜひ続けてください。ちなみに私は深川生まれ3/10は特別な日です。

(狛江合唱団 Oさん)

 

 

毎週のように鶴川での会議に参加しているので「翼の木」を目にしていますが、今年初めてこの木にまつわるストーリーを和光小の広報誌を通し始めて知りました。今日は良い機会をありがとうございました。

昨日、某民間教育団体の会議へ出席したのですが、その場で共有された世田谷区内の区立小学校、小学一年生でのエピソードなどは教職員へかかっているストレスを表しており、学校の在り方を考えてしました。

国連子どもの権利委員会での第五回審査が先日行われ勧告が出たそうです。ご興味あればご覧になってください。

(和光学園教職員組合 Yさん)

 

 

初めて映画を見ました。自分が中学生の時代から我が子の中学生生活を重ねて多くを考えさせられました。「今を懸命に生きること」を大切にする和光 丸木先生の在り方に胸が熱く成りました。調布狛江合唱団のメンバーと参加させていただいてこと感謝しています。「大空へ翔べ」がいろいろな方とつながっていることとても驚きました。とてもうれしいです。

(和光学園保護者 Hさん)

 

 

数字で表されることが目安になり、またそれに感心してしまうこともあるのですが、やはり数字に表せなくても、一つでも一人でもとても尊いものだと、重さを感じます。

一人でも頑張っている人に寄り添えるような生き方が私の力になるようです。ここに集まる方々は本当に優しさにあふれていて背筋の伸びる思いです。

ありがとうございました。

(メーリングリスト会員の方)

 

 

私立高校が障害のある子どもを受け入れていなかった時代に受け入れる学校があったことは受け入れられた子どもにとってはどれだけ希望が広がったことかと思います。

そんな教育、学校の在り方をこれからも引き継いでほしいと思います。

九条の会、いつもありがとうございます。今日は予定が重なり、来ようか悩んでいたところあらすじを知った娘に「それは観てくるべきだ」といわれて参加しました。

ちょっとお尻を上げるとこんなに色々と知り、考える機会を持てる。

ありがとうございます。

(和光学園保護者 Kさん)

 

 

「翼は心につけて」とてもいい映画でした。

あさとさんのお父さんはずっと和光と交流を続けていらっしゃったというお話を聞き、あさとさんはご両親のためにも大きなお物を置いて旅立ったのかと感動しました。

私の娘も高3で間もなく和光を卒業ですが私も子どもを通して和光から多くのことを学び感謝です。

また「大空へ翔べ」の曲は私の母がよく口ずさんでいたので、母もこの映画をみたことがあるのかもしれないです。よく丸木先生のお話を聞きに行っていたのでそれもご縁です。

(和光学園保護者 Uさん)

 

 

和光小親和会広報誌「つなぐ」冬号の中の「いまこそ知りたい、丸木先生ってどんな人」の記事をきっかけに9条の会事務局で「翼は心につけて」のDVDを購入して、“死に物狂いの主人公の姿を伝えたい”という思いが上映会につながったことに感動しました。

映画では生きる証を自分で考えて、自分でつかみとっていく過程に胸が熱くなりました。人の持っている力は計り知れなくある。和光学園のその当時の決断力は今も受け継がれていると思い、より多くの親和会の方々にもぜひ鑑賞してほしい映画でした。

(和光学園保護者 Oさん)

 

 

映画が好きでたくさん観てきたつもりでしたがこの作品については全く知りませんでした。予備知識はありませんでしたが、とてもよかったです。子どもを接していると、自分たちは偶然生きていられること、平和な社会を維持されているのも当たり前のことではないということをどうやって伝えていくか、どう理解してもらったらよいのか、考えることがあります。この映画は和光で育つ人達には生きた教材になっているのだと思いました。

企画をしていただきありがとうございました。

また参加したいです。

(和光学童保育クラブ指導員の方)

 

 

<九条の会事務局員の感想>

丸木先生とあさとさんのエピソードを、和光小学校広報誌冬号で読み、彼女の物語が映画で描かれているならば、ぜひとも鑑賞会で多くの方と一緒に観たい!という希望を学習会の企画として賛同いただいて、多くの方と貴重な時間を共有させていただきました。

ありがとうございました。

色々な視点から。多くの感想も寄せていただきました。

昨日亡くなった誰かが必死に生きたかった今日に生かされている私たち。

大切な一日を大切な人たちと感謝の気持ちで生きたいと思います。今後も皆さんに参加してよかったと思えるような企画を計画しますので、是非ご参加ください。

 

 

「この世界の片隅に」を通して 戦争中の生活や時代背景を学ぶ学習会を開催しました

 

12月1日の学習会を振り返って

 

お迎えした講師の植松さんはテーマに取り上げた「この世界の片隅に」の中にさらに片隅が存在していることに気が付かれ、その一つ一つをクローズアップして探って検証され、今回のような講習会を行う活動をされています。

個人的にわたしは片淵監督とこうの作品のファンでしたので、公開当初3回劇場に足を運び、Netflixで公開されてからは月に1度は観ていました。

 

主人公のすずさんへというよりも、物語に登場している娘を亡くしてしまうお母さんや徴兵や原爆で孤児になってしまう女の子、原爆症で弱ってしまうすずさんの妹という中心よりも若干外れた人たちを見ていたと思っていたのですが、植松さんの言う、本当の「片隅」の人たちには気持ちを向けていなかったことに気づかされました。

 

その片隅の人たちが誰なのか、学習会を通してくっきり浮き上がってきて、この物語が立体的に目の前に迫ってきました。そして映画「この世界の片隅に」の影響力を持たせたままTVドラマへと形をかえる過程で、意図的に物語の伝えていた片隅をそぎ落とし、本来のメッセージとは対局にあるものを埋め込まれ放映されていたと知りました。(ドラマの制作発表の際、「この世界の片隅に」映画制作委員会がこのドラマの制作とは全く無関係です、とのコメントを発表されていました。)

 

主人公のすずさんのようにただぼんやりと作品の世界に浸っていたことろから、終戦となり『暴力で従えとったいうことか』『じゃけえ暴力に屈するという事かね』『それがこの国の正体かね』と原作で覚醒するすずさんと同じ体験をしたような気持ちになりました。

この貴重な学習経験ができたことは独自に研究を続けてくださっていた植松さんのおかげであったと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

余談ですが、片隅に描かれている女性の話を含めさらにいくつかの片隅を描いたフルバージョンで2019年に公開されるそうです。

(事務局H)

 

 

<参加された方の感想>

映画の評判はSNSなどを通して知っていましたが、観たいと思ってそのままでした。今回のお話は大変興味深く聞かせていただきました。

ぜひ原作本、映画、ほかのこうのさんの作品も見たいと思います。

早速、原作本を購入したいと思います。

沖縄や九州に基地が建築されている現状や、外国人労働者の問題は戦前・戦中と重なるところがあり不安です。

いまのTVは全くダメですが、まだ演劇・映画には表現の自由がすこし残されていると思います。頑張ってほしいと思います。

余談ですが、俳優座の有馬理恵さん(和光中保護者)が今度はだしのゲンの母親役で劇に取り組まれるそうです。「はだしのゲンを成功させる会」ぜひ応援をお願いします。

(在校生保護者)

 

 

学習会ありがとうございました。参加してよかったの一言につきます。すべてが興味深かったです。

「戦争を語り直す」このワードは心に刺さりました。

誰でも知っているTVドラマにありがちな家族愛などで描かれる戦争とは違う側面をまざまざと見せてくださった、教えてくださった学習会でした。

「この世界の片隅に」の原作も映画もTVドラマも見ていなかった私ですが、今後は息子たちとみて片隅に追いやられている戦争の隠されている事実を見つけていきたいと思いました。

(在校生保護者)

 

 

先の大戦を振り返って何を考えるか、ということがテーマだったと思いました。これまで、原爆という人類史上最も許せない兵器の実験とその被害についてが語られました。

その恐ろしさはいつまでも語り継がれなければいならないことですし、世界に広げていく必要はあります。その一方で日本の加害面について日本人は学ぶ必要があると思います。

挑戦を植民地にし、朝鮮人と連行(募集という形のカモフラージュもあった)してきたこと、朝鮮のコメ、土地を奪うこと、さらに満州をはじめ中国をターゲットとしたことなど、日本がアジア太平洋地域に対して行ったことを一つ一つを学びなおすことの重要性を改めて感じました。

(和光小教師)

 

 

植松さんのまとめの言葉にあった「広島と戦争と語りなおす必要がある」というところ、はっとしました。広島、戦争についてはその事実を学ぶのみ、聞くのみの受け身でのとらえ方しかしていなかった自分に気づかされました。語りなおすどころか、語っていいものだとも思っていなかったです。

語るほど知らないということもありますが、他人事とも思っているからではないかと自信を振り返るきっかけを頂きました。原作も映画も観ましたが今日聞いたことを家族でシェアし、語り始めてみたいなと思います。

今小6の娘はまさに戦争のことを深く学んでいる最中です。きっとたくさんのことを教えてくれるだろうし、これはどうなんだろう?という話もできる気がします。

ありがとうございました。

(在校生保護者)

 

 

「軍都」という認識があまりありませんでした。その土地が変わっていく「海苔から工場へ」の視点も自分では見つけられず、大変興味深いものでした。

(卒業生保護者)

 

 

社会的に反響の大きな作品で私自身、映画と漫画と拝見していたので今回丁寧に表現に含まれるメッセージや原作と変更されたケースの意図などについてのご説明をいただき、もう一度じぶんで考えながら読み返してみようと思いました。また、自分のルーツについても振り返り、戦争を含む近代史についても子どもと話し、調べたりしたいと思います。

本日は企画をしてくださった皆様も後援者様もありがとうございました。

(卒業生保護者)

 

 

「戦争や広島を語り直す必要がある」一番重い言葉でした。 

もちろん一方では切り捨ててきたふたをしてきた不都合な事実をしっかり見るということ。しかしもう一方で、私たちが当たり前に使っている「ことば」を見直すということ。最後に植松さんが「加害」という言葉を使わなくても伝えることができるとおっしゃったこと。

私たちが対話をし共に考えあうためにとても必要な視点だと思いました。

学び、学び直し、かわってゆくこうのさんや、植松さんの姿に私たちも力をいただきました。ありがとうございました。

(卒業生保護者)

 

 

私の母が宇部出身で空爆により街も家もなくなったと聞いていました。

呉から近い宇部は呉や広島と同じように軍の街でさらに鉱山もあったので、母から戦中・戦前のことを聞いてみようと思います。本日は先祖の歴史を考えるきっかけをいただきました。感謝いたします。

映画も観ていなかったので観ようと思います。

(在校生保護者)

 

学習会「この世界の片隅に」を通して 戦争中の生活や時代背景を学ぼう

日程:12月1日 (土曜日)

時間:午後14時開始 (13時30分開場)

開場:和光小学校 第一会議室 (学校入り口の案内をご参照ください)

(連絡先 和光小学校 藤田康郎 03-3420-4353)

 

講師:植松清児さん

(1960年東京生まれ。日本カルチュラル・スタディーズ学会会員。1945年呉空襲で九死に一 生を得た母と、広島原爆後に救援で入市被爆、5年後にガンで死去した祖父を持つことから、 12年前「この世界の片隅に」の原作連載開始時から、作品の社会史的背景について学習を続 けている。)

 

会員プログラム 「知っていますか?朝鮮・韓国と日本のこと」を開催しました

 

2018年6月30日

 

和光世田谷九条の会 会員プログラム

「知っていますか?朝鮮・韓国と日本のこと」を開催しました。

 

内容 

①「従軍慰安婦問題の授業の報告を韓国の学校で行ってみて」

  〜和光小学校:藤田康郎先生〜

  今年の春休みに韓国に行って報告した内容や、それを聞いた韓国の中学生・高校

  生の受け止めの報告

②「在日コリアン ホンシルの見てきた景色」

  〜和光小学校 親和会員 朴洪実さん〜

  在日コリアンとして日本で生きてきた朴さんの、これまでの歩み

 

 

 

参加者からの感想です

 

▼マイノリティーとダイバーシティについて考えるきっかけになりました。

朝鮮学校に通われていた方のお話は初めて聞けたので、今まで何も知らなかったのでよかったです。戦争についての話は知らないと思う反面、残酷なので立ち向かう勇気がいるのですが、明るい雰囲気ですすめて下さったのでよかったです。

従軍慰安婦と性教育をしっかり学んで、性犯罪や性差別の問題解決にもつながるといいなと思いました。私の妹は女性の人権を興味深く学んでいるのですが、男性嫌悪も人より大きいと思います。入念な準備をされてのお話、ありがとうございました。(S)

 

▼今日はありがとうございました。私の両親は盛岡で育ちました。盛岡は韓国の方が多いところです。いとこの結婚相手が在日の方で、破談になった時、おばあちゃんがとても喜びました。おばあちゃんは小さい頃からいやな思いをたくさんしたそうです。死ぬまでそれはかわりませんでした。他の国の人とでも小さい頃からわかりあえたら、そんなこともなくなると思います。みんな地球人になればいいのにと思います。(U)

 

▼朴さんが体験されたことは個人的なことかもしれませんが、今の社会、過去の社会が犯してきた社会や権力の構造のもとにあることがわかります。社会(権力)によって苦しめられた事実を深く知ることが個人の問題としてガマンしたり、片付けてはいけないと気づくのではないかと思います。朴さんが学ぶことで強くなっていくくだりは感動しました。学ぶことで自分が見えてきて、社会が見えてくるということで大人も変わっていく話がすばらしかったです。(F)

 

▼藤田先生の授業内容から韓国での授業の内容とても詳しく教えて頂けて、先生の勇気に感銘を受けました。朴さんのお話も心に刺さりまくりで、まだまだ消化できていません。色々もっと話をできると良いなと思いました。(H)

 

▼藤田先生の韓国との交流は今後も続けてほしいし、ネトウヨに負けないでほしい。朴さんの話を聞いて涙が出ました。私にはあまり知識がなく、ヘイトスピーチをする人にいつも負けてしまう。でも今日話を聞いて、一度でダメなら二度三度あきらめない事が大切だと思いました。わかりあえるまでですね。韓国語も勉強しつつ、日本や朝鮮の歴史ももっと勉強したいと思います。(W)

 

▼本日は貴重なお話ありがとうございました。子どもたちを和光学園で学ばせる事と同時に私自身も常に学びの環境におけること、ありがたいと思っております。

親子の学びの中で、いつも考え思うこと・・・今話題の前川喜平さんさんの「あったことはなかったことにはできない」という言葉がありましたが、まさにそのような感じで、「あったことは、現実は知らなければ・・・知るべき・・・知る努力するべきだし・・・多面的な視点で物事を考えて、見て、行動すべき」と考えています。それは和光で教えていただいたことです。

藤田先生が少し心配になりましたが、強い姿勢をもたれていること、勇気をいただき、尊敬し、和光でよかったと思いました。ホンシルさんが日本で生きて来た現実、私たちはその事実を皆で共有し、知るべきだと思いました。そして、できることを行動し続けていくべきだと改めて実感しました。(F)

 

 

「子供・若者と学ぶ憲法」集会

「子ども・若者と学ぶ憲法」 〜憲法ってなに? 私の生活や未来にどうかかわるの?〜

 

学習会を開催します。

 

日時:9月22日(土) 14:00-17:00

会場:和光小学校

 

ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。

 

「コスタリカの奇跡」フルバージョンの上映会&トーク


「コスタリカの奇跡」フルバージョンの上映会&トーク

 

7月15日(日)19:00〜 烏山区民会館にて

 

チケット料金:999円

 

ゲストトーク:

 星野弥生さん(和光小学校親和会 OB、軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会代表、子どもいのちのネットワーク、福島の子どもたちとともに・世田谷の会)

 平井葉子さん(和光小学校卒業生)コスタリカ〜キューバ訪問の発言も予定

 

世田谷では「世田谷をコスタリカに!」の思いを込めて、保坂世田谷区長にもご参加いただく予定。

 

ぜひぜひ、広く声をかけていただき、ご参加ください。

子どもが語る『沖縄』の会を開催しました

 

本年度も、2017年度和光小学校卒業生(現中学1年生)を迎えて、沖縄学習会を開催しました。

 

 


 

和光世田谷九条の会 

      5・12学習会「子どもが語る沖縄」プログラム

                             2018.5.12

1.日時:5月12日(土)9:30~12:00

2.場所:和光小学校 第1会議室と理科室

3.プログラム

 (1)受付

 (2)第1部 全体会 

  ①はじめのことば

  ②今日の予定

  ③卒業生の紹介

  ④沖縄学習の概要

 (3)第2部 子どもから大人への伝える会 

  ①大人と子どもの組み合わせづくり

  ②第1会議室と、理科室にわかれる

  ③子ども(2017年度卒業生、現中1)と大人が組になって、

   子どもが大人に沖縄学習で学んだことを語る・伝える。+質疑応答。

 (4)第3部 全体会

  ①大人からの質問に子どもが答える。

  ②今日の会を振り返っての感想(子どもたちから)

 (5)終わりの会 

  ①感想文記入

  ②諸連絡

  ③終わりの言葉


 

参加者からいただいた感想です。

 

 

▼在校生4年生保護者

伝える会で直接子ども達から聞けたのがとても良かったです。

沖縄に行って見聞きするからこそ湧いてくる疑問、感情があるとよくわかりました。小湾のロールプレイは是非定番化して欲しいと思います。語ってくれて子ども達にとってもアウトプットの場はとても良い機会だったのでしょう。

 

▼在校生4年生保護者

アメラジアンスクールの生徒との交流の話が印象的でした。基地内で生活している子どもから「自分の親は人殺しをして給料をもらっている」と言われたということに驚きました。

語ってくれた子ども達自身も多くの疑問を感じたようでそのことを話してくれて、気持ちの揺れなどとても良く伝わりました。

沖縄のことを忘れずにまた多くのことを学んで6年生の体験を周りの人たちに伝えて欲しいです。本当に素晴らしい感性で多くの経験をしていて羨ましいです。

 

▼在校生4年生保護者

自分の言葉で自分の想いをしっかり伝える姿に感動しました。一番印象に残っていることは?の質問に「語ってくれる人がまだいてくれて、良かった」と答えてくれました。今日伝えてくれたことをきちんと受け止め、伝えていきたいと思います。小湾のロールプレイは次年度以降にも是非取り組んでいただきたいです。9条の会の学習会で大人たちが行うのも良いかもしれないですね。中一の皆さんありがとうございました。皆さんの想いしっかり受けとめ、伝えていきたいと思います。

 

▼在学生6年生保護者

感動しました。

子ども達が伝えることの大切さを理解していることに驚きました。そして6年で学んだことをその後本人の中で活きて、考え、学びが深まっていることを感じました。語り合えることが本人の学びを深めていると思いました。

まとめもとても丁寧で素晴らしい学習であると思います。 

大切な話を聞かせていただいてありがとうございました。

 

▼卒業生保護者

遠い昔に起きた自分と関係ないこと、ではなく自分に関係あることとして、自分たちが受け止めていることに安心する気持ちを覚えました。感じたことを自分達の言葉で伝えられる子ども達の学びを大人の一人として嬉しく思います。今日ここに来て良かったです。ありがとうございました。

 

▼卒業生保護者

学習旅行から時を経て、改めて子ども達の話を聞けて当時とまた違った思いや成長を感じました。和光で育ち、学び、成長してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。

 

▼外部参加者

自分も子どもの頃、学習したことでした。こんなにも深く学習していることに感動しました。

 

▼在校生保護者

始めて、「沖縄」の話を聞きましたが、子どもたちのまとめたノートの内容の深さに圧倒されました。

沖縄で学んだ話を聞いて、涙が出そうになり、子どもたちがどんな思いで沖縄学習旅行を過ごしてきたのだろうと心配になりましたが、担任の先生の「良い意味11-12歳は鈍感さがあり、事実をスーッと受け止める」とおっしゃっていて、納得、安心しました。

最後に子どもたちの「沖縄学習を通して社会を見る目が育ち、いろんなことに疑問を持つようになった。」とういう言葉に学びが広がり、心の負担はあるかもしれないけれど、貴重で素晴らしい体験だなと思いました。

今日聞いた沖縄の話を私も息子や夫に伝え、平和のありがたさを改めて考えたいと思います。

 

▼教員

「沖縄の専門家を育てているわけではない」と担任がおっしゃっていましたが、子どもたちの姿や言葉からまさにこの学習により育った内面の豊かさを感じました。私の「今社会で起きている問題で強い気持ちを持っていることは?」の問いかけに多様な深い考えを返してくれて本当に頼もしいと思いました。証言者の言葉を受ける重さだけでなく、時間内にノートをまとめる、締め切りに間に合わせるなど負担は多くあったのでしょうが、それすら乗り越えることができる皆さんの沖縄の人たちへの共感、正義感また使命感を感じました。

大人も見習うところがたくさんありました。貴重な機会をありがとうございました。

 

▼在校生2年生保護者

「心も体も壊す戦争」というテーマで語っていただきました。皆さんの沖縄の人たちの気持ちや痛みを肌で感じ取り、それぞれ今の気持ちと向き合う強さにとても頼もしさを覚えました。

証言者の話を聞いて、心の負担は?の問いに

「辛いのは沖縄の人たち、僕らの心配はいいです」

「だんだん慣れてしまった」

「慣れてはいけないよ」

「辛い話に自分の家族に会いたくなってしまった。沖縄の人たちは亡くしてしまった家族にもう会えないのに」

みんなの言葉をしっかり受け止めました。ありがとうございました。

 

▼在校生4年生保護者

思春期まっただ中で自分の気持ちを真面目に語るなんて、とても恥ずかしいはず。こんな年頃の子どもたちが真剣に時に涙を流して自分たちの学びを大人たちへ真剣に伝えてくれました。そういうことができるこの学校で培った子どもたちの度量に感心しました。

学習を学習で終わらせない、自分ごととしてしっかり心に刻んでいるから、語らずにいられないのでしょうね。沖縄学習から戻ってすぐはすごく覚えていたのにしばらく時間が経って、日常生活に飲まれて忘れてしまっていた、今日の語る会でその時の自分の想いを思い出し、これからまた色々な機会で伝えていきたいと言っていて、当事者として受け止める学びをしてきた子どもたちの強さを目撃しました。

 

 

友達同士の関係も垣間見られて本当に楽しく有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

 

子どもが語る沖縄学習会のお知らせ

本年度も、子どもが語る沖縄学習会を開催いたします。

 

 会場:和光小学校

 日時:5月12日(土)9:30受付開始 10:00開会

 講師:2017年度和光小学校卒業生(現中学1年生)

 

みなさまどうぞお越し下さい。

 

5・3憲法集会に参加しましょう

保坂展人世田谷区長、上野千鶴子さんを講師に「差別しない・させないまちをつくる」学習会のお知らせ

事務局員の平井里美から、学習会のお知らせです。

 

私が住む狛江市だけでなく、日本名中、世界中で、セクハラ、パワハラ、いじめ・・・弱者を差別して抑圧、排除するニュースが後を絶ちません。

 

こんな社会はいやだ!子どもたちに手渡す社会を、差別のない、弱者を犠牲にしない社会に変えていきたい!と、地域で学習会を企画しました。

 

保坂展人世田谷区長、上野千鶴子さんを講師に「差別しない・させないまちをつくる」連続講座です。

 

世田谷区では、LGBTの方々、外国籍の方々をはじめ、すべての差別を禁止する条約が今年4月1日に施行されました。

世田谷から、広く拡げていきたいとの思いです。

 

 

事務局メンバーである渡辺考さん監督の映画『father』が新宿武蔵野館で公開中です

和光世田谷9条の会の事務局メンバーである渡辺考さん監督の映画が、新宿武蔵野館で公開中です。

 

渡辺考さんは今年卒業した和光小の親和会員、88歳のカトリック神父さんを追った「father」という映画です。

 

http://shinjuku.musashino-k.jp/movies/5614/

 

今年も“5.3憲法集会でユキヒロと「HEIWAの鐘」を歌おう”が有明で行われます

 

 

「HEIWAの鐘」は和光小学校の6年生が長年大切に歌いつないでいる歌です。下級生はうたの会で6年生の「HEIWAの鐘」を聴き、6年生になったら沖縄を学んでこの歌を歌うんだと憧れ続けます。

 

 

 

この歌は、聞いてもとてもいい歌ですが、実際に歌ってみると、沖縄から世界にHEIWAを呼びかける思いが更に胸に深く染み入ってきます。

 

 

 

今年も憲法記念日に、みんなで「HEIWAの鐘」を歌います。作詞作曲のユキヒロさん、和光出身で編曲の井上鑑さんと一緒です。

 

 

 

そして、なんと、そのための練習が和光小学校でも行われます。

 

4月8日(日)14時~16時

 

4月29日(日)14時~16時

 

この機会に、お子さんと一緒に、「HEIWAの鐘」を歌いませんか?

 

詳細はこちらをご覧ください!

 

 

 

https://www.facebook.com/events/420770891726296/?ti=icl

高度プロフェッショナル制度に反対する 「すべての働く人たちのための新宿アルタ前緊急大街宣」への参加を呼びかけます。

高度プロフェッショナル制度に反対する

「すべての働く人たちのための新宿アルタ前緊急大街宣」への参加を呼びかけます。

 

2018年3月11日

事務局員 栗原

 

 

 2018年3月17日(土)15時より、新宿駅東口アルタ前で、エキタスが主催する街頭宣伝が行われます。これは、今国会に政府が提出している「働き方改革法制」のひとつである「高度プロフェッショナル制度」に反対する宣伝行動です。

 

 国会では、ねつ造されたデータをもとに作成された「裁量労働制」法案が、廃案となりました。「高度プロフェッショナル制度」は、「スーパー裁量労働制」「残業手当ゼロ法案」とも呼ばれ、経営者が好きなだけ労働者を働かせて、残業代は払わなくて済むようにするための法案です。「裁量労働制」が、出まかせのデータを根拠に作られていたことが明確になった今、「高度プロフェッショナル制度」が廃案になるのは、論理的にも当然のことなのです。

 

 しかし、政府、財界は、いまだにこの法案の国会通過をねらっています。このような動きにストップをかけるために、17日(土)には、新宿東口に、ぜひお集まりください。

 

詳しくは、http://aequitas1500.deci.jp/ をご覧ください。

『憲法が変わるとどうなるの? ~子どもたちの未来・私たちのくらし~』学習会を開催しました

 

50人近い参加者で、会場がいっぱい、質問と意見が途切れることのない活発な会でした。

 

 第1部は、昨年の6年2組の担任、斉藤かいと先生がクラスで実践された憲法学習の報告。その後、会場と意見交換をしながら学び合いました。かいと先生は「自分のこととして関わって欲しい。他人事にして欲しくない」という思いから、5年生の頃から、自分たちと同じ年代の世界の子どもたちのことばをクラスで読み合い、それぞれの国の実情や背景に思いを寄せて考え合ってきたそうです。インドネシアの男の子の「国というものが違うだけで、こんなにも用意されているものが違うのか」という一言が心に残ったというクラスの声を紹介され、「敵をつくるためではなく、分かりあうために主張していくことが大事。子どもたちは、だれに向けて何を発信するのかがはっきりしているから、人前で語れなくてもいいと思う。」と伝えてくださいました。

 

 第2部は、保護者でもある、あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)弁護士、宋惠燕さんが、「立憲主義とは、憲法で権力をしばるもの」「憲法がどう変えられようとしているのか」を、とてもわかりやすく話してくださいました。5兆円もの税金を軍事費に費やしている日本ですが、戦争してこなかった国だから、アフガンの武装解除に日本が大きな役割を果たしたこと、戦争しない国だからこそ国際紛争の調停ができるのだとの言葉に、「空気を読まず、想像力を持ってアクションを起こそう」との声が会場から上がりました。

 

 その後はカフェタイム。会のKさん手作りの、タルト、ロールケーキ、フロランタン、ゼリーなどなど、お茶と一緒に頂きながら会場と一体になってのやりとりが続きます。「日本会議って?」「政治の話がなかなかできない」「森友学園の籠池夫妻の拘留って違法じゃない?」などなど、たくさんの質問に会場全体での討論のムードが生まれ、学習がさらに深まりました。きっと、子どもたちもこうして日々学んでいるのでしょう。

 

 大学4年生の私の娘は、6年生の沖縄学習の後、さほど関心があるようには見えませんでした。大学に入ってから、イスラエル・パレスチナ問題を研究し、カンボジアでNGO活動にも関わり、今月コスタリカを訪れて、軍隊のない国を自分の目で確かめて来ると言っています。彼女は、4月から法律関係の出版社に仕事を得たのですが、先日なぜその会社で働くことを決めたのかを初めて話してくれました。

「NGOや政治、教育、福祉の現場など、今の社会をより良くしていくために、いろいろな働き方があると思う。私たちの暮らしを守ってくれているのは憲法であり、たくさんの法律なのだけれど、多くの人はそれを知らないでいる。自分は大学で法律と政治を学んできたから、私たちの暮らしを支え、権利を守ってくれているのが法であることを多くの人にわかってもらいたい。そうやって社会を良くしていきたい。」

そして「自分がそう思えるようになったのは、沖縄を学んだから。沖縄で証言者の方々に、多くのことを伝えられ、バトンを手渡されたから。」と伝えてくれました。

 6年生の沖縄学習から長い年月が過ぎましたが、蒔かれた種はゆっくりゆっくり膨らんで、時間をかけて根を広げ、芽を出し、伸びて行こうとしています。今日の学習会では多くのことを振り返り、向き合い、そして元気を頂きました。親である私も、ゆっくりかもしれませんが、根を張り、怖れず伸びて行こうと思います。

 

 

 

※学習会の資料の一部を掲載します。

 本資料は「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」が作成したものを許可を得て掲載しております。


参加者の方々の感想です。一部紹介します。

  • 改憲が間近に迫っている今こそ、しっかりと勉強し理解しておかないと、今後生きる子どもたちが将来つらい思いをしてしまうのではないかと、焦りを感じました。 今後の平和な世の中を守るため小さな力ではありますが、頑張っていきたいと思いました。

  • しっかり勉強していきたいと思いました。 かいと先生、ソン先生フロアのみなさんの発言にとてもとても勇気づけられました。

  • こういった機会に学習し、自分の考えや、思うこと、世の中のことで変だなと思うことを、一回自分の中で整理できることは、大事だなと思いました。マスコミの情報は操作されるので鵜呑みにできないし、自分で学んで情報を集める必要がずっとあるなぁと思いました。

  • 参加されたみなさんの積極的な討論が大変心強く思いました。 まさに、憲法12条をこの会は実践していると思います。

  • 本日参加とても有意義でした。改憲に隠された意図がよくわかりました。今の政治の現状もとてもよくわかりました。危機的状況の中にあるというのもわかった中で、自分がどう考えて、行動していくのかさらに意識して生きていきたいと思いました。

  • 毎日もんもんの中で、たくさんの人が集まった今日の9条の会は光が見えます。今後も勉強したいと思いますので、よろしくお願いします。お菓子もとてもおいしく、よかったです。

  • 沖縄、憲法、子供達に議論して考えさせる教育者、関心すると共に、誇らしく思いました。率直な意見交換ができる素晴らしい場です。

  • 今年は改憲に向けて一層の動きが激しくなるということで、実際的なスケジュールや具体的なポイント伺えてよかったです。ソンさんのような方が親和会員でもいらっしゃることを幸運に思います。

  • 子どもが学校で憲法を学ぶのが楽しみです。 日々努力なく見聞する情報だけでは一歩踏み込むことが難しく、こういった機会を作っていただいてありがとうございました。

  • 学校での取り組みもよくわかりやすく説明していただいて、我が家の子どもらが6年生を終えるころが楽しみになりました。 一人の力は弱くても、今日のように前向きな取り組みがいずれ実を結ぶ時がくると信じたいなと思います。

『憲法が変わるとどうなるの?~子どもたちの未来・私たちのくらし~』学習会のお知らせ

和光世田谷九条の会からのお知らせです。

 

2018年2月に、憲法についての学習会を、下の要項で実施します。

ぜひ、ご参加ください。

 

 

学習会テーマ:「憲法が変わるとどうなるの?~子どもたちの未来・私たちのくらし~」

 

日時:2018年2月3日(土)13:00~16:00(12:30受付)

 

場所:和光小学校 第1会議室

 

講師:宋惠燕(そん へよん)さん~「明日の自由を考える若手弁護士の会」所属~

   斉藤かいとさん~和光小学校教員~

 

内容:

 ①斉藤先生による和光小学校の憲法の授業

 ②宋弁護士による講演「憲法が変わるとどうなるの?~改憲の現段階~」(仮)

 

 

 

それでは、たくさんの方のご出席を、お待ちしております。

事務局員の栗原です

 

うちの長男(耕平)が参加している「エキタス」という団体が、本を出版しました。

 

エキタス~生活苦しいヤツ声上げろ~』という書名で、かもがわ出版から、税抜きで1,500円です。

 

著者は、「エキタス+今野晴貴(Posse代表)+雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)となっています。

 

本の内容について詳しく知りたい方は、インターネットで調べて見て下さい。Amazonでも買うことができます。

 

購入のほど、ぜひよろしくお願いします。

 

世界の・日本の・わたしのこども 子どもの権利条約学習会を開催しました

 

 9月30日、講師に和光中学校親和会会員の菊川穣・菊川佳代さんをお迎えして、

世界の・日本の・わたしのこども 子どもの権利条約学習会』を開催しました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

■参加された方からの感想です。

 

アフリカのレソトとエリトリアでのユニセフによるHIVとともに生きる人たちへの支援活動を通して考える子ども権利条約を簡単にわかりやすくお話くださったので、短い時間でしたが理解を深める良いきっかけとなりました。

 

「権利とは自由に自らの思いを表現する事」で、その子どもの権利を大人果たす義務がある、というシンプルな表現で興味を引きつけられました。

 

清潔な飲み水を届ける、ワクチン、HIVの投薬などの支援を通して現地の人々と関係を築いてから、次の段階として教育の行き届いていない子どもたちへ教育の支援をしようとしても、現地の人々からは喜んで受け入れてもらえない現実があるということ、またその壁をどのように超えようとしているのか、など実際の体験から語られるお話はとても説得力がありました。

 

身近な問題を丁寧に解決することも大切ですが、問題を遠くから大きな視点で捉え直すことで行き詰まりを解消できるのかな、自分の日常に置き換えて見たら今までと違って見えて来て面白いなと思いました。

 

グループごとの意見交換ももっと時間があれば他のグループの方々ともお話して見たかったです。

 

世界の・日本の・わたしのこども 子どもの権利条約学習会開催のお知らせ

9月30日(土)に学習会を開きます。

 

演題は、「世界の・日本の・わたしの子ども~子どもの権利条約がわかれば、子育てはもっと楽になる!?」です。

 

講師は、ユネスコ、ユニセフに勤務されていた、菊川穣さんと、菊川佳代さんです。

 

当日は、9時30分受付、10時開会です。場所は、和光小学校です

子どもが語る『沖縄』の会を開催しました

和光小3年生の娘を持つ事務局員から、報告いたします。

 

 

まずはじめに……●和光小での沖縄学習●

和光小6年生の修学旅行は、沖縄です。南部戦跡や、激戦地であった嘉数高台、新基地建設が強行されている辺野古、集団自決のあった座間味島などを訪れる3泊4日。沖縄戦体験者や米軍基地被害の話、新基地建設に反対する市民に話をききます。近年では「アメラジアンスクール」を訪れ、交流もしています。2016年は、30回目の沖縄修学旅行でした。

帰京してから、6年生は沖縄で学んだことを、それぞれ一冊のノートにまとめ、5年生に伝えます。伝えられたそのときから――つまり5年生から、沖縄学習がスタートするというわけです。

そしてこの沖縄学習は、1年生でアイヌの学習、2年生でパン作りや誕生の学習、3年生で蚕の学習、4年生で多摩川の学習、5年生で「食」の学習……と続く、和光で一貫して学ぶ、「いのち」の学習の集大成でもあります。

和光世田谷九条の会では、子どもから大人へ伝える、この『こどもが語る沖縄』の会を、毎年開いています。

 

2017.5.12『こどもが語る沖縄』当日の会の流れ●

今回、伝えにきてくれた子どもたちは、8人。現在中学一年生。この間まで和光小6年生でした。

第1部・全体会として、藤田先生より、〈なぜ沖縄を学ぶのか〉〈沖縄を学ぶ5つの視点〉のお話。そして2017324日に放映された、“NHK首都圏ニュース 沖縄から憲法を考える”のビデオを視聴しました。和光小の沖縄学習が紹介された約6分の映像で、アメラジアンスクールのこどもたちの「基地に反対するというあなたたちの意見に賛同できない。自分たちを否定されている気持ちになる」という言葉に衝撃を受ける子どもたちの姿が映っています。

第2部・いよいよ「伝える会」。子ども1人に対し大人6~7人の、8つの小グループをつくります。各グループの子どもたちは、それぞれ手製の沖縄学習のノートを元に、自分が何を学んだか、どう感じたか、伝えたいことを話してくれます。

第3部・全体会に戻り、大人から子どもへ、そして子どもから大人への質疑応答が行われました。

 

●わたし自身の感想と報告●

今回は50名以上の参加者があり、事務局も驚いていました。和光出身の女性に描いてもらった暖かいチラシのおかげもありますし、政府の横暴な新基地建設、安倍政権への不安を募らせている人々が多いということも感じました。

今回大きかったことのひとつは、「あなたたちは基地反対というが、それは私たちを否定することになるのではないか」というアメラジアンスクールの子どもたちの言葉でした。この意見には大人たちも衝撃をうけましたが、子どもたちはそこで考えることを止めませんでした。なぜ米軍基地があるのか。基地に反対する自分たちは間違っているのか。見方、考え方、感じ方はひとつではない。それでも、戦争は絶対にいけないと思う。なら、どうすればいいのか。思考を深めていきます。このとき、藤田先生からお話があった、「政府と国民、組織と個人を“峻別”するという認識」が生まれてくると思いました。戦争・基地を拒絶するだけでなく、さらに戦争の原因に目を向けることが、戦争を止めるその一歩だと思いました。

ネットで「ググれば」すぐに情報は手に入り、なんでも分かったような気になってしまうような世の中で、現地を訪れ、話をきき、ネットでは感じることのできない匂い、気温体温、空気の揺らぎ、土や海、木々の触感を体全体で感じながら、戦争や基地で苦しみ殺されること、そして生きることを知っていく。自分たちが感じたことを話し合い、伝えることで学びなおす。さらにこの「語る会」では、半年ぶりに沖縄学習を振り返ります。改めてもっといろいろな人に伝えたい、伝えてほしいという気持ちが生まれます。伝え、伝えられる繰り返しがえしのなかで、自分の言葉を持ち、捉えなおし、学びなおすことが、揺るぎない自身の思想、生き方の原点となってゆく。これこそが、知性的な姿だとおもいました。子どもたちの知性の形成の過程が、とてもよく分かる会であり、同時に、我々大人が何をすべきか、改めて突きつけられる会でもありました。

 

大人から子どもへの質問で印象に残ったことをひとつ

「沖縄へ行く前と、行ったあとで、何が変わりましたか?」という質問に対し、Sくんの「沖縄へ行く前は、辛そうで嫌だなと思ったけれど………実際に行って話をきいたらもっと辛くて、苦しくなった」という答えに、胸打たれました。人の痛みを感じ、苦しくなる。それでも伝えようする。伝えられた者の「責任」を背負う彼の姿に、わたしたち大人はなにをすべきでしょうか。

子どもから大人への質問で印象に残ったことをひとつ

「大人のみなさんは、沖縄を差別していると感じますか?」基地を押し付けているこの現実が、「構造的差別」ではありますが、ある方が答えていた、「無関心、それが差別なのだ」という言葉に、やはり、我々大人が問われているのだ、と感じました。

 

●8人の語り部たちの感想より●

「伝えられて良かった。」「今日自分たちが伝えたことを、友達や家族にどんどん広めてほしい。」

という感想をすべての子どもが書いていました。

 

〇KSくん

すこしでも戦争のことをしってくれたらうれしい

 

〇SGくん

大人の方も、しんけんに聞いてもらえて、安心しました。今の6年生も、次へ次へと伝えてもらいたいです。

 

〇YKさん

NHKで放送されたときのかいと先生が言った、「大人になったら伝えよう…って、でもいま、大人じゃん?」という言葉が、「あぁ」と思いました。なぜかというと、自分たちも同じになるんじゃないかと思ったから。今はこうやって言ってるけど、これからはどうなの?だからこれからも忘れないようにしなければと思います。

 

〇FKさん

自分にかんけいないと思っている人の意見を、前にはたくさんのつらいことがあって、今でも基地問題があるから、たくさんつたえて、戦争をとめたいといういけんになれたらいいなと思います。

 

〇HNさん

「沖縄を差別してますか?」って聞いたら、答えてくれて、してるのかしてないのかが、分かって良かったし、どうゆうふうに、差別かいじょすればいいのか、どうしたらいいのかが聞けて良かった。沖縄戦だけではなく、今おきている戦争や広島や長崎の原ばくや、毎日おきている殺人事件で、命がうばわれているから、その事も忘れてほしくない。もっとたくさんの人に命どぅ宝。命こそ宝を、伝えていきたいです。

 

〇SIくん

平和についてわかってもらえたら、ぼく達はとてもうれしいですし、沖縄の人達もうれしいと思います。やっぱり戦争の時のあたりまえはなくて、今ぼくたちはこうやって平和にくらしていられるのはしあわせだなと思います。

 

〇HAさん

今日、ひさしぶりに学習旅行記をひらいてみると、思ってた以上ぎっしりかいてあり、自分に、自分でビックリしました。私は、学んだから“おわり”にしたくないので、今回ほんとうにドキドキしました。人それぞれとらえかたがちがうけれど、戦争をしちゃいけないってことは、とらえてほしいと思いました。

 

〇KKくん

こんなにきてくれてうれしいです。今日のことわすれてほしくないです。

 

大人たちからの感想もたくさんいただきました。機会があれば、またアップいたします。

(報告:H.F

5・3憲法集会に参加しました

施行から70年を迎えた今年の憲法記念日、有明防災公園で「5・3憲法集会」が開かれました。

 

和光世田谷9条の会からも、メンバーや家族、友人など約18名が参加。集会全体では約55000人の参加があったそうです。

 

集会の前には、沖縄出身のシンガー、ユキヒロさんと、ミュージシャンの佐々木祐滋さんによるプレコンサートがありました。

佐々木祐滋さんは、広島で被爆し原爆症のためわずか12歳で亡くなった「折り鶴の少女」として知られる佐々木貞子さんの甥にあたる方で、その貞子さんの「生きたい」という願いのこもった折り鶴を、真珠湾に届ける活動などをされているそうです。

 

プレコンサートの最後には、今回の目玉企画でもある、参加者による「HEIWAの鐘」の大合唱が披露され、和光世田谷9条の会からも有志が参加し熱唱しました。

 

集会では、ピーコさんや落合恵子さん、野党党首らによるスピーチが行われました。

自民党の憲法改正草案のひどさを指摘したピーコさんはじめ、スピーカーの皆さんが憲法への思いや現状への危機感などを熱く語り、会場からは大きな賛同の声が響いていました。

 

会場の多くの参加者と思いを共有し、心地よい高揚感をもって帰宅したその夜、安倍首相の憲法改正スピーチについての報道を目にしました。

 

日本が戦争をできる国にするような改悪を東京オリンピック開催の2020年に行うという、まるで自身のレガシーのためと言わんばかりの身勝手な内容に、怒りを禁じえません。

 

このような独裁的な安倍政治を許してはならない、という思いを強くした憲法記念日となりました。