子どもが語る『沖縄』の会を開催しました

久しぶりの学習会を開催しました。

 

和光小6年生の沖縄学習に密着したドキュメンタリー『72名の小さな語り部たちの記録』を鑑賞し、

出演者である2012年度卒業生、そして2020年度和光小学校卒業生(現中学1年生)に

「沖縄」をふりかえり、語っていただきました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 会場:和光小学校 第1会議室

 日時:12月11日(土)9:30受付開始 10:00開会

 講師:2020年度和光小学校卒業生(現中学1年生)

 プログラム: 第1部 総合学習「沖縄」について(教員から) 第2部 卒業生が語る「沖縄」


 

ご参加いただいたからの感想を掲載いたします。

 

卒業生保護者

いつもありがとうございます。子どもの卒業後初めて久しぶりに語り部たちの映画を観ました。沖縄学習を振り返るだけで和光小での6年間が蘇ってきました。6年間の連続した総合学習ならではの教育を実感しました。自分の子どもは何を発表するでもなくただ座っていたけれど、彼女たちの中には培ったものが間違いなくあると思うので、今後何かが外に出てくるのを楽しみにしています。このように考えられるようになったのも和光で得た私自身の成長を感じます。

 

在学生保護者

本日はありがとうございました。中一の方々、学んだ時の気持ちを思い出しながら、素直な言葉で伝えてくださり和光の学びを感じることができました。沖縄のことを通じて、考え方や人とのかかわりを作り上げているのだな、と感じました。大学生の方々の今だから感じる和光の学びも大人になってからも軸に和光があるということを話してください、いいなあ、と思いました。

 

在校生保護者

2020年度、2012年度の卒業生の方々からの生の声、体験を聞けたこととてもよかったです。子どもも一緒に話を聞くことができました。

沖縄を体験して学級集会で自分の言葉、考えをしっかり持っていて素晴らしいと思いました。

ありがとうございました。

 

在校生保護者

中学生、大学生の言葉が一つ一つどれも素晴らしかったです。エイサーを踊ることについて学習前は自分のため、学習後は沖縄に思いを寄せて関係した人たちのために、と変化したとおっしゃっていて、これこそが学びが深まるということ、と思いました。

大学生の和光の偏った教育という言葉も和光の中では討論も自由にできていたことが 外に出るとそうではない、という今の日本の社会の問題なのだと思いました。

有意義な時間をありがとうございました。

 

在校生保護者

卒業生が何かの話をするときは自分の知らないこと、見えていないことがある、とだんだんと気が付いてきた、という言葉が印象的でした。

いくつになっても大切なことだと思います。

 

在校生保護者

今回初めて参加させていただきました。中学生の卒業生の発言がとても素晴らしく、ここまで堂々と意見を述べられることに感動しました。

私は自身の両親の影響から、幼いころから平和教育に触れてきました。それが今の自分の指針となり、考え方の根本を担っていると感じ、子どもにも伝えていきたいと思っています。

和光小での沖縄平和学習を知り、ここまでの教育ができる小学校はないなと思い、子どもを入学させた理由の一つでもあります。今日の卒業生の言葉を聞いてここでの学びに間違いがないと確信しました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

在校生保護者

人により正しいことはいろいろかもしれないですが、沖縄学習で学んだ命が一番大切ということは普遍的な真実であるということを忘れないでほしいと思います。はきはきと答えている卒業生たちのたくましい姿を見せていただけてうれしかったです。

ありがとうございました。

 

卒業生保護者

学習の最中はあまりにつらい話の連続に子どもが拒否反応を起こすこともしばしばありました。でも今日の皆さんの話を聞いて確実に子どもの中に核となりものを生みだしているのだな、と感じトラウマをある部分では昇華し、これからの世代に受け継いでくれるのではないか、と希望が見えました。また自分もまだまだ勉強だと思うばかりでした。

ありがとうございました。

 

在校生保護者

映画では6年生の素直な感想、気持ちを見ることができ、感動しました。

社会への問題意識を幼いころから自然に持つ考えることができる沖縄総合学習、和光の教育は尊いと思います。

太平洋戦争、近代史を学ぶことの必要性、公立での教育に欠けているものが見えた気がします。

意識を堂々と発言できる中学生が素敵でした。大学生が自部のたち位置、コアには和光で学んだことがあるという言葉が印象的でした。

小学生、中学生、大学生と和光で学んだ子どもたちの成長過程を見ることができた気がします。皆に共通しているのは沖縄問題を自分事として学び続けていることにうれしくなりました。こんな素晴らしい子ども、若者が増えてほしいと願います。

 

卒業生(2012年度)

中学生たちの発言が立派で驚きました。今の気持ちや勉強に対する意欲を失わず、すくすくと育って芯のある大学生、大人になってほしいと願っています。今回はこのような会に招いていただきありがとうございました。

卒業生(2012年度)

懐かしい映像、学習内容、当時のことをいろいろと思い出しました。質疑応答のときに参加の卒業生の一人が「偏っている」といったことに対し、「どこが?そうは思わないよ」と言って偏っているということに対してそれ自体が悪いことのように質問されていたけど、私は偏っていることは別に悪くない、と思っています。和光の教育で学ぶ沖縄はほんの一部です。“平和”

や“戦争”とかだけでは片づけられない世界が和光で学びきれない世界が沖縄だけではなくたくさんあると思います。なので、和光教育も偏っていいます、私の考えだって偏っている。それが当たりまえです。公平はなかなかないと思います。ただ真実を述べるだけなら公平になるかもしれないが、人の意見が入った時点でそれはその人の色に偏るのです。偏るということは悪いことではない、ということが伝えたかったです。

 

卒業生(2012年度)

今回の学習会に参加して、中学1年生たちの学びを言語化する力に驚きました。それは沖縄にただ行っただけではなく、そこから何を学んだのかを文字に残し、みんなで話し合って培われた力なのではないかと思います。和光で何を学ぶかも大切ですが、その学びをどう振り返り、同更新していくのか、が大切なのではないかと思いました。 その意味でただ、素晴らしいことを学んだ、と終わらせるのではなく自らを批判的に見つめなおしどのように行動するか、考え実行する意識が必要だと思いました。

 

卒業生 (2020年度)

今日の学習会を通して。小学校で学んだことは土台になるんだ、ということを実感できました。

6年生での学びを今振り返ると戦争があれだけ悲惨なものだったんだと6年生の時よりも深く考えることが出来たし、小学校での学びは深く考える土台を作り、その土台を育てるのがこれからの中学生やさらにそれからの生活なんだと思いました。和光の学びにについてもう一度深く考えられた気がします。

 

卒業生 (2020年度)

昔の記憶がよみがえってきました。沖縄ではとてもつらい出来事があったことを学んだことを思い出しました。これから未来を切り開いていくのは僕らなので頑張ります。

 

卒業生 (2020年度)

映像を観て沖縄学習旅行のときの記憶を思い出しました。大人の方たちの質問はとても考えさせられる内容でした。また6年生の時はほぼ毎日平和とは何だろうと考えていたのでその時の考えを思い出すことが出来てよかったです。2012年度の卒業生の和光教育は偏っている、と先生や参加している大人の前でいえるのはすごいと思いました。それに対して若い時にこういう学習によって植えつけられる傷を残すことは大事なことだという意見が返され、それには共感できました。

和光小での6年間は深く物事を考えることが出来て本当に良かったです。

 

卒業生 (2020年度)

映画を観て6年生のころの気持ちが蘇りました。それと同時にそのころとは違う意見も湧き上がってきました。2012年度の卒業生たちはアメラジアンスクールにも行ってそこにいる子たちの基地についての意見も聞いているから気持ちが揺さぶられただろうな、と思いました。私たちはコロナで行けなかったので、その人たちの意見を聞けなかったことが残念です。

DVDの中でもあった“人だから戦うことが出来るし、人だから戦いを止めることが出来る”という言葉がすごく心に残りました。これから自分が生きていく中でその言葉を大事にしていきたいと思います。今回この会に参加できてよかったです。 

 

卒業生 (2020年度)

久々に沖縄のことを思い出して改めて、また考えられた気がします。ほかのクラスメイトもなんだかすごいなぁと思いました。

 

卒業生 (2020年度)

正直結構忘れて

いることが多かったので思い出せてよかった。 

 

卒業生 (2020年度)

懐かしかったです。小6が学ぶには結構重くて、うわー、いやだなぁと思うと同時になんか麻痺していたと、今振り返ってみると思う。6年のときは那覇の空襲では4人に一人が亡くなったのか、と受け取っていたが、昨日平和学習ノートを読み返し、その数の多さに驚きました。

エイサーは楽しかった。つらい経験とした人は音楽と触れ合って救われているイメージがあってその通りだったのだろうと思う。

 

卒業生(2020年度)

DVDを観て沖縄学習旅行を思い出した。沖縄で体験者の話を聞いて学んできたから今自分に考える力が身についてのだと思います。2012年度卒業生のお話も聞けて良かったです。

 

卒業生 (2020年度)

DVDの映像がすごく懐かしかったです。学校にも久しぶりに来られて小6に戻りたくなりました。また学校にきたいな、と思います。

 

卒業生 (2020年度)

DVDを観て学習旅行の小さな記憶が戻ってきました。見ていて涙が出そうになりました。 

いろいろな意見の人と交流、大人からの質問など難しかったけど、来られてよかったです。

 

卒業生 (2020年度)

全部しっかり覚えていて驚きました。私は零年度違ってラッキーだったところと残念だったところがあって、まずいちょう祭はエイサーがうまくいかなくて不安だったけれど、本場のエイサーを見て頑張れてよかったです。この映画は初めて見ましたが、懐かしくて面白かったです。

今日はありがとうございました。